センバツ高校野球、決勝戦は希望枠で初出場の大垣日大(岐阜)と春、初勝利から決勝まで勝ち上がった常葉菊川(静岡)の東海勢対決となり、終盤に粘りをみせた常葉菊川が逆転でセンバツ初優勝を果たした。

 常葉菊川が逆転勝ちで大垣日大を退け、センバツ初優勝。静岡県勢としては実に29年ぶりの快挙となった。2回まで4失点したが、その後はエース田中を中心に安定した守りを見せた。打線は町田、中川の本塁打などで1回から3回まで毎回得点。終盤にも粘りを見せ、試合をひっくり返した。

 大垣日大は序盤に4点を奪ったが、その後は攻めあぐねた。また終盤に手痛いミスが出るなど、重圧を押しのけられなかった。

センバツ高校野球 決勝戦
大垣日大(岐阜) 5-6 常葉菊川(静岡) - 試合詳細