ブラジル代表監督カルロス・ドゥンガの周辺が騒がしくなっている。6日の親善試合対ポルトガル戦をドゥンガ体制以降初となる黒星を喫したブラジル代表。敗戦後、世界王者への辛辣な批判は試合内容ではなく“ドゥンガ・ファッション”に向けられた。

ロンドンでのナイト・ゲームに“白地に花模様シャツ”で颯爽と登場したドゥンガ代表監督。モードを専攻している愛娘がデザインしたとされる勝負服を巡り、母国ブラジルではネット上で熱い議論が交わされているとのこと。「70年代のディスコを髣髴」、「中途半端なアロハシャツ」、「寒くないのか?」などの“ダメ連発”に鬼軍曹ドゥンガは「このシャツを選んだ理由?親として子供に手を差し伸べなければドラッグなど悪い方に向かってしまう」と説明している。

選手選考が最大の仕事と言われる代表監督の職。才能溢れる選手が揃い、ただでさえ選考に頭を悩ますセレソンの指揮官。今後は“シャツ選考”まで考慮しなければならない状況に陥ってしまった。

佐藤 貴洋

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