兵庫県知事選は17日に投開票が行われ、前知事の斎藤元彦氏が再選を果たした。疑惑告発文書問題が端緒となって批判の渦中に。県議会で全会一致の不信任決議を受けたが、自動失職を選んで、再選を目指していた。
選挙終盤の14日には、県内の市長「有志22人」が、斎藤氏の対抗候補の前尼崎市長の稲村和美氏を支持すると異例の表明。うち7市長が会見した際に、谷口芳紀・相生市長が斎藤氏を批判し「県知事として資格がないんじゃないかと」と述べ、いきなり机を激しく叩き「こう思っておりますわ!」と声を荒げた。再度「何が悪い!」と机を叩いた。
前列の市長が驚いて振り返り、机を叩く大きな音に後方にいた女性がビクッとしている映像が、17日夜から18日にかけてテレビ番組で続々と放送されている。
ネットでは動画が拡散されるなど物議をかもし、投開票前から「相生市長」がトレンド入りするなど炎上騒ぎとなっていた。威圧的な言動に驚きの声が広がり「本当のパワハラ」「怖い」「普段からやってる?」との指摘が相次いでいる。