日本代表は15日に行われたインドネシアとのW杯アジア最終予選に4-0で勝利した。
近年のインドネシアは帰化選手でチームを強化してきたが、初めて進出した最終予選ではまだ勝ちがない。インドネシアサッカー協会のエリック・トヒル会長は、日本戦後に謝罪していた。
そのトヒル会長はSNSを更新。「数日後のサウジアラビア戦を含む残り5試合で、一緒に大きな夢を実現するには同じ信念が必要だ。心から戦う意志のある私たちにはまだ希望がある。インドネシアのW杯出場の夢を信じ続けてくれるオレに感謝する」とのコメントとともに、オランダ人FWオレ・ロメニーとの2ショットを投稿した。
オランダ1部のユトレヒトに所属するロメニーは24歳のストライカー。オランダU-21代表経験があるが、母方がインドネシア系とされている。本人も現在ジャカルタに滞在していることをSNSで明かしている。
『CNN』は、「トヒル会長はロメニーがインドネシア代表の帰化選手になるために、まもなく手続きが行われることを示唆した。インドネシア代表はまだ火力が不足している。シン・テヨン監督が純粋な9番としてプレーする選手を起用するのは非常に稀。これはチームの得点力に大きな影響を与えている。ロメニーは低迷しているインドネシアの前線に解決策をもたらすと期待されている。彼は母方の祖母がインドネシア人の血を引いている。身長185センチのこの選手は、前線のさまざまなポジションでプレーできる万能なストライカーとして知られている」と伝えていた。
インドネシアは大型FWが欠けており、ロメニーを新たな帰化選手として引き入れるつもりのようだ。