大阪メトロなかもず駅の改札前に11月13日にオープンしたコンビニ「S Lawson Go OSLなかもず駅店」。入口には改札のような“ゲート”があります。そして、店内は商品のみ。レジは見当たりません。
事前にスマートフォンのLINEアプリからクレジットカード情報などを登録し、スマホをかざして入店。商品を選んで店舗から外へ出れば自動的に決済されるという「ウォークスルー型」の無人店舗です。
店内の天井に設置された15台のカメラが利用者の動きを確認し、商品棚の重量センサーと合わせることで、誰が・何の商品を・いくつ手に取ったかをAIを使って識別します。
こちらのコンビニを大吉洋平アナウンサーがさっそく利用してみました。
(大吉アナ)「ゲートが開きました。本当に誰もいない、レジもないですね」
そして商品棚から商品を手に取る大吉アナ。
(大吉アナ)「このまま出ていいんですか?本当に?怒られない?」
登録したLINEをみると…
(大吉アナ)「私が買ったおにぎりとお茶、決済完了275円と、ちゃんと表示されていますよ。不思議ですね、バーコードをかざしたわけでもないのに」
もちろん、アプリ上でレシートも発行されます。“最短5秒で買い物完了”というこちらのコンビニ。利用した人たちに話を聞きました。
「(Q第一印象いかがでした?)すごく楽だなーって。本当にこのまま入ってパっと出てくるだけなので。(Q一般的なコンビニでは混んだり並んだりした?)なので(購入を)諦めたりとか。ここだったら朝にパッと買えるので、朝ごはん諦めなくて良くなりました」
「意外とスッと。(以前は)QRコードでピッとやるキャッシュレスやったんですけど、それでも結構時間かかっていたんで。(ウォークスルーは)時間がないときもパッとできるからいいですね」
どんどん進化する“お金の払い方”。開幕まで半年を切った大阪・関西万博でも、会場内の一部店舗で、万博電子マネー『ミャクペ』などに登録した人を対象に、顔認証を活用した決済サービスを提供する予定で、手ぶらで買い物ができるようになるといいます。
私たちの未来の“お金の払い方”はどうなるのか。第一生命経済研究所の柏村祐さんは次のように話します。
(第一生命経済研究所 柏村祐さん)「テクノロジーはどんどん人にとって楽なものが普及しますから。技術は確立されていますので、“お金を落とす”ところでそういうものがどんどん普及していくんじゃないかなと思っています」
ハピタス
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