[画像] 「わたしの宝物」“親友”真琴の包囲網が恐ろしすぎる 「終わった…」「まだ5話なのに」

 14日に放送された松本若菜主演の木曜劇場「わたしの宝物」(フジテレビ系・毎週木曜22時〜22時54分)第5話では、予告動画が示す通り“修羅場”が展開。主人公・美羽(松本)をじわじわと、なおかつスピーディーに追い詰めていく“親友”真琴(恒松祐里)の暴走に戦慄の声が上がった(※ネタバレあり。第5話の詳細に触れています)。

 放送前から「始まってしまった」「修羅場が始まった」と震え上がる視聴者の声が飛び交っていた第5話では、美羽と冬月(深澤辰哉)が抱擁を交わす姿を目撃し、二人がただならぬ関係であることを察知した真琴が、美羽の不倫の証拠をおさえるべく奔走。真琴は何食わぬ顔で美羽に「美羽さんの話たっぷり聞くって言ったじゃないですか。ちゃんと約束守りますから。“親友”なんで」と話を聞き出そうとするも、美羽が打ち明けたのはそろそろ仕事をしてみたいという話で真琴の肩透かしに終わったが、電気ケトルがぐつぐつと沸く音が鳴り響く中でのやりとりは、もはやホラー。真琴が美羽の夫・宏樹(田中圭)を話題に出し、「わたしの推しを不幸にしたら許しませんから」とサラリと言い放つ姿には「人の旦那を推しって…」「推しって怖すぎる」とドン引きの声が上がった。

 そして、美羽が真琴の経営する雑貨店で働き始めたことから本格的に真琴の“作戦”が決行されることに。人手は足りているにもかかわらず美羽を雇う真琴に「何が目的?」「何考えてるの?」「何を企んでる?」とざわついていたが、真琴に美羽を雇った理由を尋ねる店員とのやりとりで真琴は「確かめたいことがあるから……」とつぶやき、冬月と接触。前の場面では冬月が真琴の店との取引を白紙にしたいと申し出ていたが、真琴は何かを感じ取ったかのように理由をつけて冬月を店に呼び出すと、「ご結婚されてます?」「恋人は?」「子供がいても恋できますかね?」「不倫したことあります?」とチクチク質問攻め。

 真琴に困惑する冬月の姿に「冬月くん四面楚歌」「うわぁぁ」「真琴すっげ〜」と同情の声が沸いていたが、そうこうするうちに冬月はまんまと美羽と鉢合わせ。さらに、真琴は「せっかくだから冬月さんにも抱っこしてもらいます?」と冬月に美羽の娘・栞を抱かせようとする凶行に及び、「赤ちゃん使って何してるの?」「人の子を勝手に抱っこさせるのはどうなの?」「さすがに冬月くん可哀想」「エグくて履きそう」と視聴者の我慢は限界に達していたが、真琴は動揺する美羽の様子から、栞の実の父親が冬月であることを確信することとなった。

 真琴の作戦は“大成功”に終わり、すぐさま宏樹と会う約束をとりつけると美羽の不倫、そして自身がかねてから宏樹に想いを寄せていることを告白。挙句の果てに母親の“勘”として栞の父が宏樹ではないことをほのめかした。

 真琴の夫は子供のおむつを替えることすらしなかったこと、夫の浮気が原因で離婚したことなど、シビアな環境を生き抜いてきた真琴を慮る声はあるものの、狡猾な手段で美羽を追い詰め、宏樹を傷つける真琴に、SNSでは「外野は黙っとれ」「まず美羽と話しなよ」「勘で言うなよ!当たってるけど…」と非難ごうごう。パニックに陥る宏樹を慰めるマスター(北村一輝)のファインプレーもむなしく、その先には想像を超える最悪な事態が待ち構えており、視聴者の「終わった…」という絶望の声が後を絶たない。(石川友里恵)