日本は高齢化社会を超え、65歳以上の高齢者の割合が「人口の14%」を超えた「高齢社会」に突入している。ただ、高齢者の中には、若者に負けないぐらいエネルギッシュな人もちらほら。若い人と接する機会が多い芸能界ならなおさらだ。今回は、1954年生まれ、今年70歳を迎える芸能人・有名人の中でも特に見た目が若々しい6人を紹介したい。
【写真】70歳に見えない! 1954年生まれ芸能人6人
■ 高畑淳子
古くは1988年に放送された『仮面ライダーBLACK RX』(TBS系)で演じた女幹部・マリバロンや、ドラマ『ナオミとカナコ』(フジテレビ系)での中国人社長など、時代の垣根を超えてさまざまなキャラクターの怪演で圧倒的存在感を放ってきた俳優・高畑淳子。
そんな高畑も、実は先月10月に70歳の誕生日を迎えている。70代を迎えても活動はとどまることを知らず、7月クールには宮藤官九郎脚本のドラマ『新宿野戦病院』(フジテレビ系)に出演し、出演した映画『あまろっく』が公開されるなど、出演作が途切れることがない。
■ 小日向文世
柔和な笑顔が印象的なベテラン俳優・小日向文世も今年1月に70代の大台を迎えた。大学時代、中村雅俊の付き人を務めながら劇団活動をスタートしたが、40代を迎えるまで長い下積み時代を経験している。
そんな小日向にとって転機となったのが、レギュラー出演して大ヒットした、シリーズ化もされた木村拓哉主演の月9ドラマ『HERO』(フジテレビ系)だった。以後、出演作は途切れることがなく、近年では映画化もされたドラマ『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)シリーズのリチャード役などで若い層にもおなじみ。現在放送中のドラマ『全領域異常解決室』(同系)に出演中だ。
■ 松任谷由実
昭和から平成にかけて活躍してきた大物ミュージシャンも今年70代を迎えた逸材が。人気シンガーソングライター、“ユーミン”こと松任谷由実がその1人だ。小日向と同じく1月に70代を迎えた。
1972年に旧姓・荒井由実名義で1stシングル「返事はいらない」をリリースしてデビューすると、70年代から現在まで時代をかけて数多のヒットソングを生み出してきた。特に、自身の青春をユーミンの楽曲に重ね合わせてきた女性ファンは根強い。ラジオパーソナリティとしても人気で、現在は『松任谷由実のYuming Chord』(TOKYO FM)などが放送中。
「不倫は文化だ」お騒がせ俳優も70歳!
■ 高見沢俊彦
70年代にデビューした3人組ロックバンド、THE ALFEEのメンバーも同学年で今年4月から来年の1月にかけて全員が70代を迎える。中でも、長髪にド派手な衣装、翼が生えた「エンジェルギター」でおなじみの高見沢俊彦が70歳というのは驚きだ。
解散や脱退がつきものの音楽ユニットではあるものの、結成50年を超えても大の仲良しで知られるのがTHE ALFEEの3人。以前トーク番組で、高見沢がおたふく風邪の予防接種の会場を訪れた際に、偶然桜井と遭遇したことを告白。桜井はこの時を回顧し、高見沢がステージと同様にド派手な私服で子連れの母親らと共に順番待ちしていたことをイジっていた。
■ デーブ・スペクター
アメリカ生まれながら、80年代より日本のテレビ番組で活躍しているデーブ・スペクター。若々しいブロンドヘアがトレードマークだが、実は彼も今年の5月5日の子どもの日に70歳を迎えたというのだから驚きだ。
自身のエックスでは時事ネタに絡めて軽快にダジャレやジョークを飛ばすことでも知られているデーブ。つい先日には、大谷翔平や山本由伸など大型補強を敢行し、ワールドシリーズ制覇を果たしたばかりのロサンゼルス・ドジャースについて「ドジャースはこれ以上お金打線!」と、短い一発を放っていた。
■ 石田純一
80年代からトレンディドラマで活躍するも、猛バッシングを浴びた「不倫は文化だ」発言(のちに「言っていない」と釈明)や、近年ではコロナ禍の騒動など、話題に事欠かない石田純一。彼も実は今年1月に誕生日を迎え、70歳に。
最近では焼肉店「炭火焼肉ジュンチャン」を経営し、自らホールで接客を担当するなど、新たな分野に挑戦中。妻・東尾理子との関係も良好のよう。また、長女でモデルのすみれや、長男のいしだ壱成のSNSにも時折顔をだし、家族関係は良好であることがうかがえる。