県高野連は14日、来春の第97回選抜高校野球大会の「21世紀枠」神奈川県候補校に横浜清陵(横浜市南区)を推薦すると発表した。
横浜清陵は前身の清水ケ丘として1974年に開校。2004年に大岡と統合して横浜清陵総合に、2017年に横浜清陵となった。
他部と共用のグラウンドなど強豪私学と比べるとハンディはあるが、今夏の神奈川大会では創部初の第2シードを獲得。秋季県大会は準々決勝で東海大相模に0−5で敗れた。過去3年で秋、春、夏1回ずつベスト8入りを果たしている。
「全員攻撃、全員守備」がモットー。部の全員がそれぞれ力を発揮し、「甲子園で勝つ」が目標。補助員としても球場で各大会の開催を支えている。現在の部員数は25人。
21世紀枠は各都道府県から1校が推薦され、まず関東・東京から1校を選出。来年1月24日に全国9地区から2校が選ばれる。