NHK連続テレビ小説「おむすび」第34回場面写真(C)NHK
佐野勇斗が初出演するNHK連続テレビ小説「おむすび」の第34回が11月14日に放送された。(ネタバレあり)
本作は、“どんな困難も明るくたくましく乗り越える”をモットーとする平成時代のギャルが、人々の健康を支える栄養士となり、現代人が抱える問題を“食の知識とコミュ力”で解決しながら、目には見えない大切なもの(縁・人・時代)を次々とむすんでいく、“平成青春グラフィティ”。平成・令和の荒波を、たくましく突き進むヒロイン――。
佐野勇斗が演じる四ツ木翔也は、栃木県出身で福岡西高校に野球留学中の高校球児。四ツ木という姓と眼鏡姿から、「福西のヨン様」と呼ばれている。糸島に練習場があり、結(橋本環奈)と時々出くわす。
11月14日放送の第34回はついに始まった夏の地方予選。4番でエースの翔也(佐野勇斗)率いる福岡西高校は、宣言通り決勝戦まで駒を進める。応援席には、ブラスバンドの後ろでパラパラを踊りながら応援をする結(橋本環奈)たちハギャレンのメンバーたちが。結が書いた「翔」の一文字が書かれた垂れ幕も掲げられている。応援の甲斐あって、翔也は初回に自ら打点をあげ、その後も相手打点を0点に抑える好投を見せる。
試合は1対0で福岡西高校がリードのまま、9回裏を迎える。あと一人抑えれば晴れて甲子園出場となる場面。最後の打者をフルカウントまで追い込むも、翔也は長打を浴びそのまま逆転サヨナラ負けを喫してしまう。
試合後、泣きながら観客席へ礼をする翔也。結もそれを見ていたたまれない気持ちになる。その晩、翔也はメールで結に応援のお礼と明日いつもの海辺で待っていることを伝える。結が行くと、そこにはケロッとした様子の翔也が。
監督から紹介された、大阪の社会人野球チームへ行くことを決めたという翔也。そこで三年間がんばってプロ野球選手になるという。あまりの切り替えの早さに、「プロは?ドラフト一位は?ノートに書いとったやん」と困惑する結だが、翔也は「んなもん書き換えればいいべ!」「最終的に夢にたどり着ければ、それでいいべ!」と前向きな思いを伝える。さらに翔也は、社会人野球で結果を出してプロ野球選手になったら、そのとき改めて米田結に告白すると宣言する。
「もうそれ、告白しとるんだっつーの」と言って照れながら帰ろうとする結。翔也に自分の気持ちをきかれ、結は「好きだよ、ばーか!」と答えて、照れ隠しか逃げるように去る。こうして二年以上をかけて両想いとなった翔也と結。
次週から舞台は神戸へと移るようだが、今後の関係に期待が膨らむ。【放送情報】NHK連続テレビ小説『おむすび』2024年9月30日スタート 月曜日~金曜日 朝8時~【キャスト&スタッフ】出演:橋本環奈 佐野勇斗 麻生久美子 宮崎美子 北村有起哉 松平健 脚本:根本ノンジ音楽:堤博明主題歌 :B’z「イルミネーション」演出:野田雄介 小野見知