リバプールの遠藤航は今季、アルネ・スロット新監督の下で出場機会を見つけられていない。冬のマーケットが近づくなか、去就をめぐる報道も再び浮上している。『CaughtOffside』はミランやセルティック、フルアム、ウォルバーハンプトン、イプスウィッチといったクラブが遠藤を注視していると報道。リバプールは1500〜1800万ユーロ(約25億5000万〜30億6000万円)の移籍金であれば、オファーを受けるかもしれないと伝えた。 これを受け、リバプール専門サイト『Anfield Index』は11月11日、「要求金額はエンドウの経験と実績ある能力にうまく沿ったものだ」と報道。「エンドウ移籍の可能性には複雑な感情だ」と、退団となれば嘆かわしいが、選手のためには理解できることだとの見解を示している。「ある意味では、出場するためにクラブのために全力を尽くしてきた選手に対するリスペクトがある。エンドウはリバプールのファンが重視するチームファーストのメンタリティを体現する選手だ。しかし、スロットの下でのチームローテーションの現実から、出場機会を増やすことはないだろう」 同メディアは「ファンにとって、エンドウを失うことは、呼ばれたときにプロ意識の高さと適応性でリバプールの中盤を安定させてきた陰のヒーローとの別れを意味する」と続けた。「しかし、31歳のエンドウは限定的な出場時間以上にふさわしい。その見事なユーティリティ性がベンチで無駄にされているのだ。サポーターは、ミラン、セルティックフルアムなら、彼が必要とする毎週の出場機会を提供できるかもしれないと分かっている。彼の経験やリバプールがもっと若い中盤のタレントに再投資できる柔軟性を持てることから、移籍金も公平な評価額に感じられる」【画像】“世界一美しいフットボーラー”に認定されたクロアチア女子代表FW、マルコビッチの厳選ショットを一挙お届け!
Anfield Indexは「エンドウが完全にスタメンに定着しなかったことを、リバプールのファンは嘆くかもしれない」と報じている。「だが、愛情をこめて思い出されていくことは疑いない。多くの人が、どこに行っても彼が成功することを願い、リバプールでチャンスが与えられたときのように活躍すると信じているだろう」 今冬に動きがあるのか。注目が集まる。構成●サッカーダイジェストWeb編集部