8日、元日本代表GK権田修一(35)が今シーズン限りで清水エスパルスを退団することを明らかにした。
3年ぶりとなるJ1復帰とJ2優勝を決めた清水。しかし今季35試合に出場しているものの直近2試合でメンバー外となっていた守護神は、クラブを離れる決断を下した。
権田はFC東京でデビューし、その後ホルン(オーストリア)、サガン鳥栖、ポルティモネンセ(ポルトガル)を経て2021年に清水へ期限付きで加入。翌年には完全移籍した。
日本代表には2010年に初出場。一時期は離れていたが清水時代の復調をきっかけに守護神の座を取り戻し、2022年ワールドカップではベスト16入りに貢献している。
ただちょうどそのタイミングで清水はJ2へ降格しており、30代という年齢もあってワールドカップ以降は日本代表に呼ばれていない。
権田は急転直下の発表となった理由について、自身のInstagramストーリーに以下のように綴っている。
「今シーズンでエスパルスを退団する事になりました。
本来はクラブのリリースが先ですが、明日の朝刊で公式より先に出てしまうようなので応援してくださってる皆さんにはきちんと自分から伝えさせてもらいます。
最終戦で挨拶させてもらうので思いはその時に自分の言葉で伝えさせてもらいます」(原文ママ)
正式な発表の前にメディアに報じられることを知ったため、自ら表明したとのこと。
10日に行われるロアッソ熊本との今シーズン最終戦後に直接サポーターへ挨拶する予定だという。