【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポストは6日、大統領選で男性の54%が共和党のトランプ前大統領に投票する一方、女性の54%が民主党候補のハリス副大統領に投票したとの出口分析を報じた。大学の学位がある人のうち57%がハリス氏、学位のない人は54%がトランプ氏を支持した。性別や学歴で投票先が分かれる傾向が浮き彫りになった。
人種別で見ると、白人のうち55%がトランプ氏に投票していた。ハリス氏は黒人の86%の支持を集めた。ヒスパニック(中南米系)は、ハリス氏がトランプ氏を8ポイント上回ったが、2020年の前回大統領選でバイデン大統領はトランプ氏に33ポイントの差をつけていた。
白人で学位がない層は65%がトランプ氏を支持。学位を持つ白人層は54%がハリス氏を支持した。学位がある白人女性に限ると、ハリス氏への支持は59%に広がった。20年大統領選では、トランプ氏に対するヒスパニック系男性の支持は36%だったが、今回は54%がトランプ氏に投票した。