[画像] J3琉球、金鍾成監督の今季限りでの退任を発表…ラスト3試合で昇格プレーオフ圏内との勝ち点差は『5』

 FC琉球は5日、金鍾成監督が契約満了に伴い、今シーズン限りで退任することを発表した。後任は、決定次第改めて報告するとのことだ。

 1964年4月23日生まれの金鍾成氏は現在60歳。ジュビロ磐田やコンサドーレ札幌、北朝鮮代表などでプレーしたプロキャリアを終えた後、指導者に転身した。東京朝鮮高校サッカー部や朝鮮大学校サッカー部、セレッソ大阪で経験を積み、2016年にFC琉球の監督に就任。J3を優勝し、クラブ史上初のJ2昇格を置き土産に2018シーズン終了後に退任したが、鹿児島ユナイテッドFCとガイナーレ鳥取を経て、2023年9月から再びFC琉球を率いていた。

 ラスト3試合となったJ3において、FC琉球は12勝10分13敗の14位。J2への返り咲きを目標に掲げてきた中、昇格プレーオフ圏内となる6位との勝ち点差は『5』と黄信号。“奇跡の逆転”に向けては、第36節大宮アルディージャ戦、第37節松本山雅FC戦、最終節FC岐阜戦の3試合を全勝することが必須だろう。その上で、他クラブの結果を待つことになる。