[画像] X(旧Twitter)がブロックの仕様変更の適用を開始、相手にブロックされても投稿が見える「ブロック貫通」状態に



2024年10月の発表通り、Xがブロックに関する仕様の変更の適用を開始したことがわかりました。これにより、Xユーザーは相手にブロックされていても、相手の投稿内容を確認することができるようになります。

Blocking on X

https://help.x.com/en/using-x/blocking-and-unblocking-accounts



X updates block feature, letting blocked users see your public posts | TechCrunch

https://techcrunch.com/2024/11/03/x-updates-block-feature-letting-blocked-users-see-your-public-posts/

X now lets blocked users see your posts

https://www.engadget.com/social-media/x-now-lets-blocked-users-see-your-posts-130020841.html

X Angers Users With Changes to Block Button, Functionality | Entrepreneur

https://www.entrepreneur.com/business-news/x-angers-users-with-changes-to-block-button-functionality/482317

X's New Blocked Accounts Feature Raises Concerns for User Safety

https://knowtechie.com/elon-musk-x-block-function/

これまでXのブロックの仕様は「自分から相手の投稿が見えなくなる」「相手からも自分の投稿が見えなくなる」というものでした。しかし、事前に告知があった通り、「一般公開されている投稿はブロックしている相手からも見える」ようになる仕様変更が行われました。

可能なのは、あくまで投稿を見ることだけで、返信や再投稿などのアクションはできません。

フォローしているアカウントをブロックした場合、フォローが解除され、ブロックしている・ブロックされているアカウントをフォローすることはできないなどの仕様は引き続き適用されます。

Xには、相手の投稿を表示しないようにする「ミュート」機能が別途存在するため、ブロック機能は「特定の相手には投稿を見せなくない」という意図で用いているユーザーが少なからず存在しています。

ネットストーカー対策として使用している人もいることから、関連団体は「これはSNSにとって危険な決定で、特にストーカー被害者の安全に深刻な影響を与えるものです。ブロックされたユーザーが投稿を見ることができるようにすることは、虐待者やストーカーを甘やかし助長することになる」と危険性を訴えていました。



しかし、Xは「ブロックされている相手の投稿は、別アカウントでログインすれば見ることが可能だった」として、今回の仕様変更は本質が大きく変わるものではないと考えているようです。

なお、仕様変更が示唆されただけで、類似SNSであるBlueskyのユーザー数が24時間で50万人増加したことが報告されています。

update: half a million new people in the last day 🤯

welcome, いらっしゃいませ, 환영, bem-vindo! 🦋🎉

[image or embed]— Bluesky (@bsky.app) 2024年10月18日 2:00