午前まで降っていた雨が止み、澄んだ秋晴れのもと開催された秋の園遊会。10月30日に赤坂御苑で催され、女性皇族方はそろって和装姿でお出ましになった。
愛子さまは、春に続く2回目のご参加。淡いピンク色の振袖をお召しになり、扇の模様に描かれた菊や菖蒲など色とりどりの花が華やかさを演出していた。
園遊会には柔道男子66キロ級の阿部一二三選手(27)、陸上女子やり投げの北口榛花選手(26)、車いすテニスの上地結衣選手(30)ら今夏のパリ五輪、パラリンピックで活躍した金メダリストをはじめ、各界の功労者とその家族の約1400人が出席。
愛子さまも柔らかい笑顔で招待客をもてなされ、会話を楽しまれていた。いっぽうご懇談が始まる前には、やや緊張されたご様子も。だがそんな愛子さまを、秋篠宮家の次女・佳子さまがサポートされていたようだ。
陛下と雅子さまをはじめ、皇族方が赤坂御苑の小高い丘に姿を見せられたのは午後2時前のこと。左側から陛下と雅子さま、秋篠宮家ご夫妻、そして愛子さま、佳子さまの順で並ばれた。
愛子さまの振袖とは対照的に、姉の眞子さんから受け継がれた淡い水色の振袖をお召しだった佳子さま。やや緊張したご様子の愛子さまからお声をかけられると、目を合わせ、優しい笑顔で談笑をされていた。佳子さまとの会話で安心されたのか、愛子さまも明るい笑顔を見せられていた。
愛子さまが初めて出席された今春の園遊会でも、佳子さまのサポートは注目を集めていた。
「招待者とのご懇談では、愛子さまは両陛下、秋篠宮さまに続き、紀子さまと佳子さまに挟まれるかたちで歩かれていました。
ご懇談が始まった頃にはお隣にいらした佳子さまが、愛子さまの方を何度もご覧になっていたのが印象的でした。そうした佳子さまの優しいお心配りによって、愛子さまもリラックスされているように感じました。
今回の園遊会でも、愛子さまは佳子さまと隣り合って歩かれていました。お二方でご一緒に、招待客と会話をされる場面もありました」(皇室担当記者)
愛子さまと佳子さまが談笑された場面は、Xでも《愛子内親王と佳子内親王が仲睦まじそうに会話なさっているご様子がほんわかするなぁと感じました》《愛子さま、ちょっと緊張気味だったご様子ですが、佳子さまのフォローでリラックス》と感激する声が上がっていた。
次世代を担うお二方の仲睦まじさは、招待客をほっこりとさせたことだろう。