TOMORROW X TOGETHERが、3度目のワールドツアーのアンコールコンサートの最終日を迎えた心境とカムバックの感想を語った。

TOMORROW X TOGETHERは3日午後、ソウル松坡(ソンパ)区KSPO DOME(旧オリンピック体操競技場)で3度目のワールドツアーのアンコールコンサート「TOMORROW X TOGETHER WORLD TOUR ENCORE IN SEOUL」の開催を控え、記者会見を開いた。

これに先立って、彼らはソウルで3度目のワールドツアーの幕を開けた後、アメリカ8都市、日本4都市、マカオ、シンガポール、ジャカルタ、台北まで、計17都市で全28回の公演を行った。

今回のワールドツアーを通じて彼らは、韓国の歌手の中でデビュー後、最短期間で日本4大ドームツアーを行うグループになった。そして、2ヶ所の北米のスタジアムのステージに立った彼らは、米ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで、K-POP歌手として初めて2公演全席完売を記録。

この日の会見でメンバーたちはアンコールコンサートを控えた感想を語った。まず、ヒュニンカイは「ワールドツアーをしながら多くのファンから力をもらい、そのおかげでカムバックの準備を頑張ることができた。カムバックを見守ってほしい」と話した。ボムギュは「去年僕たちがアンコールコンサートをした時も良い思い出として残っている。MOA(ファンの名称)の皆さんとアンコールコンサートをすることができてとてもうれしい。明日、ニューアルバムが発売されるので、良いニュースが伝えることができるように頑張る」と語った。

また、テヒョンは「一昨日と昨日に続き、最後のアンコールコンサートの日だ。見てくださる方々に幸せな思い出をプレゼントできるように頑張る」と話し、期待を高めた。

今回のワールドツアーで17都市28回の公演を終えた彼らは、最も感動的な瞬間を尋ねられ、それぞれワールドツアーを振り返った。スビンは「1つだけ選ぶことは難しいが、あえて選ぶならドームツアーだ。昨年、京セラドームで公演した時も、ついにドームに立てる歌手になれたと思って感激したが、今回は4大ドームツアーで8回の公演をした。本当にたくさん愛されている歌手なんだなと思った」と打ち明けた。

ボムギュは足首の靭帯の負傷により、一部の活動に参加しなかったことを思い出し、「メンバーたちが僕の分を埋めるために一生懸命にパフォーマンスするのを見て、申し訳ない気持ちと感謝の気持ちがあった。それがきっかけで、グループの絆がより強くなった。MOAの方々の応援で早く治り、感動した記憶がある」と伝えた。

彼らは、アンコールコンサートを終えて本日(4日)、7thミニアルバム「星の章:SANCTUARY」を発売した。このことについてヨンジュンは「今回のアルバムを1つの文章で紹介すると、『僕の世界になってくれた君と一緒なら、世の中が美しくなるだろう』と表現できると思う」と語った。

スビンは「恋の様々な感情をTOMORROW X TOGETHERの感情で表現した」と語り、タイトル曲「Over The Moon」についてテヒョンは「タイトル曲には爽やかさ、夢幻、迫力、余裕、セクシーなど様々な要素が詰まっている。TOMORROW X TOGETHERのすべての魅力を詰め込んでいるので、MOAの皆さんの反応が楽しみだ」と伝えた。

HYBEの内部報告書を巡る騒ぎの中でカムバックすることに負担はなかったかという質問に、スビンは「5月から半年以上もツアーを展開しており、その間にニューアルバムの準備で忙しく過ごしていた」とし、「周囲の環境とは関係なく、ニューアルバムやコンサートの準備に取り組んでおり、僕たちが準備したものを、上手く、後悔なしに披露できるように頑張りたい」と語った。

テヒョンは今回の活動の目標について「今回の活動を控えて、『健康でいよう』『幸せでいよう』とメンバーと話したけれど、今回のアルバムと楽曲は、長く聴いてもらえる音楽になってほしいと思っている」とし、「TOMORROW X TOGETHERというグループも、多くの方々の胸の片隅で、長く聴いてもらえるグループになれたらうれしい」と希望を語った。