[画像] 藤井七冠が佐々木八段に敗れ1勝1敗に 藤井七冠「完敗だった」 竜王戦七番勝負の第2局

将棋の竜王戦七番勝負の第2局は、藤井聡太七冠が挑戦者の佐々木勇気八段に敗れ、1勝1敗となりました。

今期の竜王戦七番勝負は、4連覇を狙う愛知県瀬戸市出身の藤井聡太七冠(22)に、タイトル戦初挑戦の佐々木勇気八段(30)が挑戦しています。

福井県の芦原温泉で行われた第2局は20日、佐々木八段の封じ手が開封され、対局が再開しました。

互いに大駒の角をぶつけ合うなど激しい攻め合いとなった2日目。佐々木八段が中央から藤井七冠の玉に迫ると、的確な指し回しで、藤井七冠を投了に追い込みました。

佐々木八段「第5局まで指せることは非常にうれしい」

「第3局は日にちが近いので、しっかりしたコンディションで戦いたい。もう1局、第5局まで指せることは非常にうれしく思っている」(佐々木八段)

藤井七冠「本局は完敗だった」

「本局は完敗だったと思う。第3局も近いのでしっかり立て直して頑張りたい」(藤井七冠)

佐々木八段はタイトル戦初勝利で、対戦成績は、ともに1勝1敗となりました。第3局は、25日から京都市の仁和寺で行われます。