大同生命SV.LEAGUEがいよいよ幕を開ける。新リーグの初戦となるのは、東京体育館で行われるサントリーサンバーズ大阪vs大阪ブルテオンの一戦。昨シーズンのV.LEAGUE DIVISION1 MENファイナルでも対戦した両者がいきなりぶつかることとなる。
昨季王者のサントリーには、男子日本代表の髙橋藍と小野寺太志、男子ポーランド代表のアレクサンデル・シリフカらが所属している。一方、大阪Bにも西田有志や山本智大、山内晶大、富田将馬とパリ2024オリンピックに参加した日本代表に帯同していた選手たちが多く在籍しており、代表選手同士の戦いにも注目が集まる。
その中、10日には前日記者会見が行われ、両チームの主将とHCが歴史的な一戦への意気込みを語った。
・藤中謙也(サントリー主将)
「いよいよ始まるなという気持ち。今まで日本のVリーグに所属してきたが、今までにない盛り上がりや期待を感じているし、そのリーグでプレーできることを一選手として楽しみにしている。昨シーズンは優勝したが、今シーズンまた新たな気持ちで戦っていきたい」
・オリビエ・キャット(サントリーHC)
「SVリーグがはじまることを喜んでいる。長い準備期間を終えてこれからタイトルを目指すということで楽しみな一戦。初戦をとおしてシーズン全体を通したフィードバックが得られるという意味でも開幕戦を楽しみにしている」
・山内晶大(大阪B主将)
「非常に楽しみな半面、緊張する部分もあるが、SVリーグに名前も変わりいろいろと挑戦している中で、この歴史的な瞬間に自分が立ち会えてコート内でプレーできることは非常に光栄だし誇りに思う」
「このSVリーグ開幕にふさわしいバレーボールのゲームができるように、チーム一丸となって勝ちに行く。今の日本はバレーボールの人気が出てきていると感じていて、初心者の方や見るのが初めての方にも面白いと思ってもらえるようにしたいので、楽しみにしてほしい」
・ティリ・ロラン(大阪BHC)
「オリビエさんが言ったとおりここまで長い時間準備をしてきて、始まるのがとても楽しみ。開幕戦ということで記者の方も多く、本当に盛り上がると思うし、皆さんにおめでとうございますと言いたい。新たな歴史になると思う。明日は誇りを持ってプレーしていきたい」
注目の一戦は10月11日(金)19時5分試合開始。試合はフジテレビで生中継、J SPORTSオンデマンド、Abemaで生配信される。