石破政権で初入閣を果たした平将明デジタル相が代表を務める政党支部が、詐欺事件に関わった企業から総額288万円の政治献金を受けていたと週刊文春のニュースサイトが2日までに報じた。平氏は2日の就任記者会見で「支援してくれる会社から寄付をもらった。返還は法的に制約が多く簡単ではないので、いろいろと考えている」と述べ、対応を検討していると説明した。

 週刊文春によると「自民党東京都第4選挙区支部」は2011年〜22年、詐欺容疑で今年6月に社長らが逮捕された企業から献金を受けていた。

 平氏は「企業が粉飾決算したとのニュースを見て、弁護士にどうすれば返金できるか相談した」と語った。