ブンデスリーガ第5節が27日に行われ、MF三好康児が所属するボーフムは敵地でドルトムントを相手に2-4の逆転負けを喫した。これで開幕5試合勝ちなし(1分4敗)。得失点差により、自動降格圏内の17位に転落した。

 ベンチスタートの三好は、2点リードを追い付かれて迎えた後半27分に途中出場したが、ロングボールが多い展開で持ち味を発揮できず。チームは終盤に2ゴールを献上し、今季最多4失点で敗れた。

 三好は「(自身の投入時に)指示はありましたけど、2-2の状況だったので難しい部分ではあったし、勝ちに行くのか、引き分けに行くのかというところは明確ではなかったかなと」と指摘。「ただ自分が出るからには攻撃で違いを作らないといけないと思っていたので、そこは意気込んで入りましたけど、結局ボールを触る機会もほぼなく、簡単な試合にはならないんだなというのは改めて実感しました」と反省を口にしている。

 前節のホルシュタイン・キール戦(△2-2)は怪我で欠場。今夏の加入から徐々に指揮官からの信頼を高めているが、「悠長なことを言ってられないし、結果の世界なのでいつどうなるか分からない。そこは自分もそうですけど、出るからには結果を残せる選手としてやらないといけないなと思います」と決意を新たにした。