[画像] 横浜FCがJ・パウロのヘッド弾で先制、清水が粘り強く宮本のゴールで追いつく。J2首位攻防戦は1−1ドロー決着

 9月28日に開催されたJ2第33節で、首位の清水エスパルスと勝点1差で追う2位の横浜FCが国立競技場で対戦した。

 立ち上がりから両チームとも強度の高いプレーを披露し、局面で見応えあるバトルを展開。とりわけ清水の乾と横浜FCのユーリ・ララがピッチ中央で激しくやり合う。

 20分にはカウンターから乾がドリブルシュート。これは横浜FCのGK市川がしっかりとキャッチする。

 横浜FCは両サイドを広く使いながら相手ゴールに迫る場面を創出。シンプルながら効率的なアタックを繰り出す。24分には福森の右CKをジョアン・パウロがダイレクトで狙う。シュートは惜しくも枠を捉えず。

 一進一退の攻防が続くなか、共に攻撃ではフィニッシュで今ひとつも、守備では集中して隙を与えず。スコアボードは動かないまま、0−0で前半を終える。
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 迎えた後半、横浜FCが先制する。56分、中野の左クロスに郄橋がヘッドで合わせる。シュートはバーを叩くが、こぼれ球にジョアン・パウロが素早く反応して頭で押し込んだ。

 追いかける清水は74分に振り出しに戻す。複数人が連動した縦に鋭い攻撃を仕掛け、最後はゴール前のこぼれ球を宮本が確実にプッシュした。

 その後もお互いに攻め合うも、勝ち越し点は奪えず。試合は1−1のドローで決着した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部