[画像] 旬の素材を使ったかき氷が10種類以上楽しめる!芸能人も多く来店 たこ焼き屋が手がけるかき氷

毎週土曜日 午前10時30分から日本テレビにて放送(関東ローカル/TVerにて最新話を無料配信)ヒロミ、小泉孝太郎がMCを務める「オー!マイゴッド!私だけの神様、教えます」。

街頭インタビューで名前が挙がった、その人にとっての“神様”の中から、特に気になる神にスタジオにお越しいただく当番組。9月21日(土)放送分にて、東京・新宿でサイン会を行っている様子を見つけその後インタビューに答えてくれたのは、趣味はかき氷屋巡り、「500杯くらいは食べてるんじゃないか」という演歌歌手・山西アカリ。

その中でも「一番何回も行っていて、何回食べても感動する」としてあげてくれたのが、 東京・笹塚の「たこ焼き 神戸 みなと屋」のかき氷。「四季折々に旬の物を使っていて、今の時期から秋のおいしいもの・色んな味が出てくるんですよ」といい、特におすすめはかぼちゃのかき氷。「食べた時にかぼちゃの無限の可能性を感じました」とのこと。

後日、山西とともにこのお店を訪れた。「たこ焼き 神戸 みなと屋」は笹塚駅から徒歩3分・2013年創業。週末は行列ができる人気店で、訪れるお客さんのほとんどが女性。

ソースや小麦粉は関西から取り寄せ、卵は千葉県の養鶏場から仕入れ、マヨネーズは自家製にこだわるたこ焼きが看板メニューだが、実は行列の理由はかき氷。夏が終わっても、梨、いちじく、芋、栗など、旬の素材を使った10種類以上のかき氷が楽しめる。お客さんも「いつ来ても、新しいメニューがあるイメージ」と語る。

店主・北浩和さんは元々サラリーマンで、たこ焼き店を開く夢があったため会社を1999年に退職。大阪・道頓堀にあるたこ焼きの名店で修業、 独立し2013年2月に念願だった自分のお店である「たこ焼き 神戸 みなと屋」オープンした。

なぜたこ焼き屋なのにかき氷を始めたのか聞いてみると「川柳で、『この世 女の好むもの 芝居 浄瑠璃 いも たこ なんきん』って言葉があんねん」と北さん。「たこはたこ焼きあるやん、いもとなんきんはどうしよう?と思った時に、氷でやったらええやん!」という発想だったという。

かき氷の中でも人気メニューが「和栗ミルク」(1,900円)。使用する氷は濾過した水を凍らせた純氷。それを薄く削ることでふわふわ食感に。そこに2種類をブレンドした濃厚ミルクと、甘味の強い愛媛産・銀寄栗のペーストをかける。さらにペーストを贅沢にかけて、銀寄栗の渋皮煮を丸ごと1個乗せたら完成。

実は「和栗ミルク」のかき氷は、浅田真央の「栗食べたい」という言葉がきっかけだそうで、「いつも来たら栗を2杯食べてます」と明かす北さん。浅田、村上佳菜子、加藤ミリヤなど、お店は多くの芸能人も訪れるという 。

「和栗ミルク」と人気を二分するのが「完熟焼き芋 紅はるか」(1,400円)。今が旬の甘味が強い宮崎産の紅はるかを濃厚ミルクとまぜ、ミキサーでペースト状にして、ふわふわかき氷にたっぷりかける。甘さを引き立たせるゴマ塩をかけたら完成。

そして、山西が今回どうしても食べたかったという幻の秋かき氷が「一球入魂かぼちゃ」(1,900円)。一般的なかぼちゃは1つの苗に6株ほど実がなるが、この「一球入魂」は剪定をしてあえて1株だけ実をならせることで栄養分が凝縮し甘味が強くなるもの。その糖度は15度以上で、メロンに匹敵する甘さ。青森のみで作られる希少価値の高いかぼちゃで、初競りではなんと一玉5万円の値がつくことも。

その一球入魂かぼちゃを濃厚ミルクと合わせてミキサーでペーストにし、ふわふわに削った氷にたっぷり。そこにカラメルソースをかけ、仕上げにパンプキンシードを乗せたら完成というメニュー。

北さんはスタジオにも登場し、売り上げや来客層について「かき氷の方がボリュームは高いです」「9割方女性です」と明かした。一球入魂かぼちゃをなぜ使うことにしたかを聞くと「取引している八百屋さんが置いてて、値段を見たら(普通のかぼちゃと比べて)3倍くらいするんですよ」「騙されてるんかなと思って、1回じゃあやってみようか」と明かした。

スタジオには6種類の秋かき氷が登場。「最終的には全種類いくけどね」というヒロミに、「それやったら、味薄いのからいった方がいいですよ」「梨、ブドウ(巨峰)からいった方がいいと思います」と北さん。

千葉県産の梨を使ったかき氷をいただいたヒロミは「梨ですわ〜、これは良いわ、さっぱりしていて」、続いて山梨県産の巨峰を使ったかき氷もいただき「あぁ〜うまい、ブドウ食べてるみたい」、孝太郎は愛媛県産の栗を使った「和栗ミルク」をいただき、「美味しいですね!栗良いですね!」とそれぞれ感想を。さらにスタジオに登場したゲスト一同で実食した。