[画像] 【神戸新聞杯】バッデレイト 重賞初挑戦でも色気十分 素軽いフットワーク 上村師「着実に力をつけている」

 「神戸新聞杯・G2」(22日、中京)

 重賞初Vを狙うバッデレイトは栗東坂路へ。ローズスター(4歳3勝クラス)との併せ馬だったが、手応えは劣らず素軽いフットワークでキビキビ登坂。4F55秒3−40秒1−12秒7をマークして、僚馬と鼻面をそろえてフィニッシュした。上村師は「ここを目標に仕上げてきて、いいんじゃないかな」と好ジャッジを下した。

 デビューは皐月賞が終わった後の5月上旬。それでも「初戦の追い切りの時から手応えがあった」と、2戦目までを連勝で突破する。前走の阿賀野川特別(2着)で初めて土がついたが、「着実に力をつけている。今の出来なら通用してもいいと思う」と重賞初挑戦でも色気十分だ。「ここは勝ち切ってほしい」。遅れてきた大物が、淀の大舞台へと弾みをつけるか。