[画像] 中央アジアとトルコのメディア関係者、中国新疆の発展を称賛

中央アジアとトルコのメディア関係者、中国新疆の発展を称賛

イリ・カザフ自治州伊寧(グルジャ)市の観光名所、六星街を訪問中に中国人記者のインタビューを受けるトルコのメディア関係者(左)。(9月2日撮影、ウルムチ=新華社記者/楊林)

 【新華社ウルムチ9月19日】カザフスタン、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタン、トルコのメディア関係者がこのほど、設立70周年を迎えた中国新疆ウイグル自治区イリ・カザフ自治州を4日間の日程で訪問し、イリの社会と経済の発展、人々の生活の改善、生態系の保護、文化の継承、対外開放などの状況について理解を深めた。

 現地で開かれた中国メディアと海外メディアの交流座談会では、カザフスタン紙「シルクロード・トゥデイ」のフセイン・ダウロフ社長が、今回の訪問を通じて、新疆の多民族地域に住む全ての人々、全ての民族を気に配慮し、その文化と伝統を守ろうとする中国政府の姿勢を目にしたと振り返った。また、中国とカザフスタンは友好的な隣国、戦略的パートナーとして、「一帯一路」共同建設の枠組み内で、両国の企業による協力プロジェクトを数千件実施しており、これは両国の人々に進歩と繁栄をもたらすとの見方を示した。

中央アジアとトルコのメディア関係者、中国新疆の発展を称賛

イリ・カザフ自治州友誼医院を見学し取材するメディア関係者(右側)。(9月3日撮影、ウルムチ=新華社記者/楊林)

 キルギスのロシア語日刊紙「イブニング・ビシュケク(The Evening Bishkek)」のバクト・バサルベク編集長は「訪問中、中国政府が地方の発展を重視していることが見て取れた。中国の国家的貧困者扶助計画が地元の村でどのように実施されているかを目の当たりにした。また、中国政府が少数民族の文化や言語を保護するために手を尽くしているのもうれしい驚きだった」と述べた。

 ウズベキスタン紙「ザラフシャン(Zarafshon)」のファルモン・トシェフ編集長は「私はここの観光センターや街路がとても好きだ。伊寧(グルジャ)県の天山花海風景区で見たイリのエコツーリズムの発展も素晴らしかった。風景区の平坦で、清潔で、緑豊かな街路はとても良かった。風景区の節水技術も称賛に値する」とイリの観光業を絶賛した。

 トルコ「アイドゥンルク(AYDINLIK)」紙対外連絡部のオズグル・オトバス部長は訪問中、「新疆に来たのもイリに来たのも初めてだ。ここで多くの民族が平和に暮らし、互いの言語や文化を尊重し、互いに融合し、交流しているところを見た。これこそが本当の新疆だ。トルコに戻ったら、今回見聞きしたことを記事やドキュメンタリーにしてより多くの人に伝えたい」と語った。(記者/楊林)