先日の東京都知事選の選挙ポスターで“ほぼ全裸”のモデルとして物議を醸した桜井MIUさん。騒動がすこし落ち着いた現在の心境を聞かせてもらった。
◆「知名度が上がったらいいね」安易に考えていたら大炎上
アイドルユニット「Devilsis」のメンバーでグラビアアイドルとしても活動している桜井さん。フリーランスなので仕事の判断は本人に委ねられている。今回のきっかけはなんだったのか?
「都知事選に出馬した河合(ゆうすけ)さんとは、彼が主催する地下格闘技イベント『HATASHIAI』に知人経由でキャスティングされたことで知り合いました。私は選手兼ラウンドガールだったのですが、それをきっかけに他のお仕事でも絡むようになりました」
そして、河合氏とレコーディングの仕事をした際に「都知事選に出る」と聞いたそう。
「口頭で『ポスターのモデルやらない?』って誘われたんです。私がSNSに自分のハイレグの写真を載せていたのですが、『こんな感じで』と言われて。安易に考えて引き受けてしまいましたね」
お互いに「これで少しでも知名度が上がったらいいね」と話していたという。だが、後日届いた写真を見て驚いた。
「指定のポーズと衣装の参考写真がきたのですが、それがあの問題になったM字開脚のほぼ全裸で……。さすがに戸惑いました。ただ、大事なところは隠れているから大丈夫なのかな?って。河合さんは政治のプロなので、レギュレーション(規則)的にもまあOKなんだろうと。今思うと、勉強不足だった自分も悪いなって。じつは選挙ポスターって、審査がないみたいなんですよ」
◆プロ意識が裏目に「そりゃそうだよな、反感買うよな……」
思っていたよりも過激な内容だったが、「受けた仕事だから」と断らなかった。しかし、今回は彼女の“プロ意識”が裏目に出てしまったと言えるだろう。
「仕事として引き受けた後だったから、覚悟を決めてやりました。もともとグラドルだから慣れているというか。本当は慣れちゃいけないんだろうけど、グラビアの現場では『こんな衣装とか内容は聞いてない!』っていうことが日常茶飯事なので。
それをきっちり断るグラドルもいますが、私は自分がやると決めた以上はやります。仕事を全うするのがプロだと思っているので」
公職選挙法に触れるということもあり、誰にも相談せず、6月20日の告示を迎える。河合氏はギリギリに立候補を表明したそうだが、例のポスターを2人で持ってX(旧Twitter)に載せると、たちまち拡散された。
「私が立候補者と間違われて『こんなヤツはダメだろ!』と、最初から誹謗中傷がすごかった。自分だって、こんな人が都知事選に立候補していたら嫌です。そりゃそうだよな、反感買うよな……って思いました」
◆芸能の仕事を降板、アルバイトもクビに
翌日、警視庁から東京都迷惑防止条例違反の疑いで警告が入り、ポスターはすぐに剥がされることになったが、MIUさんは「こんなことになるなんて」と絶望したという。
しかし当初の“知名度を上げる”といった面では、ある意味、成功だったと言えなくもないだろうが、MIUさんは「うーん」とうつむく。
「確かに、フォロワーは増えました。話題になってほしかったけど、炎上商法がしたかったワケではないので……。カーシャンプーのイメージガールを降板することになったのが悔しいですね。企業さんには大変ご迷惑をおかけしてしまいました。シャンプーそのものの質は変わらないのに、私のせいでイメージダウンをさせてしまったんじゃないかって」
影響があったのは芸能活動だけではない。
「芸能の仕事だけで生活するのはしんどいので、アルバイトをしていたんですが、そこもクビになりました」
◆「知名度が上がったらいいね」安易に考えていたら大炎上
アイドルユニット「Devilsis」のメンバーでグラビアアイドルとしても活動している桜井さん。フリーランスなので仕事の判断は本人に委ねられている。今回のきっかけはなんだったのか?
「都知事選に出馬した河合(ゆうすけ)さんとは、彼が主催する地下格闘技イベント『HATASHIAI』に知人経由でキャスティングされたことで知り合いました。私は選手兼ラウンドガールだったのですが、それをきっかけに他のお仕事でも絡むようになりました」
そして、河合氏とレコーディングの仕事をした際に「都知事選に出る」と聞いたそう。
「口頭で『ポスターのモデルやらない?』って誘われたんです。私がSNSに自分のハイレグの写真を載せていたのですが、『こんな感じで』と言われて。安易に考えて引き受けてしまいましたね」
お互いに「これで少しでも知名度が上がったらいいね」と話していたという。だが、後日届いた写真を見て驚いた。
「指定のポーズと衣装の参考写真がきたのですが、それがあの問題になったM字開脚のほぼ全裸で……。さすがに戸惑いました。ただ、大事なところは隠れているから大丈夫なのかな?って。河合さんは政治のプロなので、レギュレーション(規則)的にもまあOKなんだろうと。今思うと、勉強不足だった自分も悪いなって。じつは選挙ポスターって、審査がないみたいなんですよ」
◆プロ意識が裏目に「そりゃそうだよな、反感買うよな……」
思っていたよりも過激な内容だったが、「受けた仕事だから」と断らなかった。しかし、今回は彼女の“プロ意識”が裏目に出てしまったと言えるだろう。
「仕事として引き受けた後だったから、覚悟を決めてやりました。もともとグラドルだから慣れているというか。本当は慣れちゃいけないんだろうけど、グラビアの現場では『こんな衣装とか内容は聞いてない!』っていうことが日常茶飯事なので。
それをきっちり断るグラドルもいますが、私は自分がやると決めた以上はやります。仕事を全うするのがプロだと思っているので」
公職選挙法に触れるということもあり、誰にも相談せず、6月20日の告示を迎える。河合氏はギリギリに立候補を表明したそうだが、例のポスターを2人で持ってX(旧Twitter)に載せると、たちまち拡散された。
「私が立候補者と間違われて『こんなヤツはダメだろ!』と、最初から誹謗中傷がすごかった。自分だって、こんな人が都知事選に立候補していたら嫌です。そりゃそうだよな、反感買うよな……って思いました」
◆芸能の仕事を降板、アルバイトもクビに
翌日、警視庁から東京都迷惑防止条例違反の疑いで警告が入り、ポスターはすぐに剥がされることになったが、MIUさんは「こんなことになるなんて」と絶望したという。
しかし当初の“知名度を上げる”といった面では、ある意味、成功だったと言えなくもないだろうが、MIUさんは「うーん」とうつむく。
「確かに、フォロワーは増えました。話題になってほしかったけど、炎上商法がしたかったワケではないので……。カーシャンプーのイメージガールを降板することになったのが悔しいですね。企業さんには大変ご迷惑をおかけしてしまいました。シャンプーそのものの質は変わらないのに、私のせいでイメージダウンをさせてしまったんじゃないかって」
影響があったのは芸能活動だけではない。
「芸能の仕事だけで生活するのはしんどいので、アルバイトをしていたんですが、そこもクビになりました」
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