元日本代表DFの坪井慶介氏が、前園真聖氏のYouTubeチャンネル「おじさんだけど、遊んでもいいですか?」に出演。自身が出場した2006年のドイツ・ワールドカップ後を振り返った。
ジーコ監督が率いた日本代表は、中田英寿、中村俊輔、高原直泰らを擁し、躍進が期待されていた。大会直前のテストマッチでは強豪ドイツと2−2で引き分け。ただ、坪井氏は「2週間前にピークが来ちゃった」と回想する。
「色々ありましたよ、2006年って。僕が(1−3で敗れたオーストラリアとの)初戦で4か所(脚を)つっていて。結構なことじゃないですか、そんなことないし。『何やっているんだ』って言われてもおかしくないのに、いろいろありすぎて僕のことってあんまり出てないんですよ」
大会で起きた他の出来事のインパクトが強かったせいで、坪井氏を襲ったアクシデントは大きな話題にならなかった。
【動画】坪井慶介が語る2006ドイツW杯後の秘話
ジーコジャパンは初戦で逆転負けを喫すると、続くクロアチア戦は0−0で引き分け、3戦目のブラジル戦は1−4で大敗。グループステージ最下位で決勝トーナメント進出は果たせなかったうえ、大会後の中田の現役引退も衝撃的だった。
濃密な時間を経て、坪井氏は身体にとてつもないダメージを受けたようだ。
「(大会後)1か月間ぐらいはしんどかったですよね。レッズに帰って、いつも見てもらっているトレーナーに身体を見せた時に、ビックリしていました。『こんな身体になるの?』って。筋肉がカッチカチ、緊張と疲労とで。『こんな身体初めてだ、お前の。ボロボロだぞ』って言われて」
そして「それぐらい追い込まれて、ずっとやっていた。その時、いくらほぐしても、たぶんダメだったんでしょうね」としみじみと語った。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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