[画像] 天海春香や櫻木真乃など世代を超えた5ブランドが集結する「アイドルマスター ツアーズ」セカンドロケテスト体験会レポートライブ演出が楽しめるモードも搭載したAC版「アイマス」シリーズ最新作

【アイドルマスター ツアーズ】
稼働開始日:未定
【「アイドルマスター ツアーズ」セカンドロケテスト】
6月26日~ 順次開催

 プレーヤーが、芸能プロダクションのプロデューサーという立場でアイドルを育成する、“アイドルプロデュース”ゲームとして誕生した「アイドルマスター(アイマス)」シリーズ。そのアーケードゲーム最新作となる「アイドルマスター ツアーズ(アイドルマスター TOURS)」では、「自分だけの特別なライブをプロデュース」をコンセプトに、プロデューサーとして衣装・楽曲・ステージを選択しながら、時にはライブステージの演出を行なうことでアイドルたちをステージ上で輝かせていく「アイドルライブプロデュースゲーム」となっている。

 6月26日より、一部のゲームセンターにて「アイドルマスター TOURS」のセカンドロケテストが始まったが、直前にメディア向けの先行体験会が行なわれたので、その模様をレポートしよう。

【「アイドルマスター TOURS」 ティザーPV】 【「アイドルマスター TOURS」15秒CM(セカンドロケテ予告篇)】

5ブランドが集まる「アイドルマスター ツアーズ」とは

 「アイマス」シリーズのアーケードゲーム最新作となる「アイドルマスター ツアーズ」は「自分だけの特別なライブをプロデュース」をコンセプトに、プロデューサーとして衣装・楽曲・ステージを選択しながら、時にはライブステージの演出を行なうことでアイドルたちをステージ上で輝かせていく「アイドルライブプロデュースゲーム」となっている。

 後述して説明するがこれまでのシリーズから「アイドルマスター」や「アイドルマスター シンデレラガールズ」など5ブランドのアイドルたちが登場する。プレーヤーがプロデューサとして全国を巡るライブツアー成功のため、アイドル達と新たなステージを創っていくこととなる。

 筐体は、タッチパネルに対応したディスプレイが前面にあり、手元には5つのボタンと5つのスライダー、3つのスイッチが用意されている。また、右手側にあるカメラボタンは、プレイ中に押すとスクリーンショットが撮れる仕組みだ。一番手前にはヘッドフォン端子とボリュームが設置されているので、ゲームセンターでプレイするなら周囲の音を気にせずプレイできるよう、イヤフォンやヘッドフォンを持ち込み繋ぐのがベターだ。

「アイドルマスター ツアーズ」の筐体全景。存在感があるので、ゲームセンターでもすぐに見つけられるだろう

「お願い!シンデレラ」などの曲でライブを楽しめるリズムライブ

 コインを入れるとカードが1枚払い出され、その後にプレイするモードを選択することになる。選べるのは、“リズムライブ”と“クリエイトライブ”の2つ。リズムライブを選ぶと、プレイするアイドル選択に入る。

 ここでは、「アイドルマスター」から天海春香、如月千早、星井美希、「アイドルマスター シンデレラガールズ」から島村卯月、渋谷凜、本田未央、「アイドルマスター ミリオンライブ!」から春日未来、最上静香、伊吹翼、「アイドルマスター シャイニーカラーズ」から櫻木真乃、風野灯織、八宮めぐる、そして「アイドルマスター SideM」から天道輝、桜庭薫、柏木翼と、5ブランド15名から3キャラクターを選ぶことが可能だ。

払い出されるカードは、セカンドロケテでは全部で37種類。レアリティが上がると、サインが入ったり描かれる人数が増えていくようだ

選べるアイドルはファーストロケテストよりも増えて、合計15キャラクターとなっている

 それが終わると楽曲選択となるのだが、セカンドロケテでプレイできるのは「THE IDOLM@STER」と「なんどでも笑おう」、「お願い!シンデレラ」の3曲で、「SideM」のアイドルが入っている場合は「なんどでも笑おう」のみ選ぶことができる。続けて、難易度を“ルーキー”“ベテラン”“エキスパート”から選ぶのだが、この手のゲームをプレイし慣れている人であれば、最初からベテランやエキスパートでも大丈夫そうだと感じた。逆に、まったくの初心者でもルーキーであれば楽しくプレイできていたので、身の丈に合ったものを選びたい。

【「アイドルマスター TOURS」ゲームプレイ紹介映像「お願い!シンデレラ」】

楽曲は、現時点では3種類からの選択となるが、製品版の楽曲ラインナップが気になるところだ

難易度は3段階用意されているが、ルーキーならばリズムゲーム初心者でも安心して遊べる簡単さなのがありがたい

 この後、ライブを行なうステージをライブハウスとスマイルパークのどちらにするかを決めると、アイドルたちのドレスアップとなる。ここでは、払い出されたカードをカード読み取り口に置くことでカードがスキャンされ、衣装やアクセサリがアイドルたちに反映されるというもの。衣装は、身に着けることで各アイドルのパラメータが変動し、ライブでのスコアが上昇する仕組みとなっている。また、アクセサリは頭部や腕、脚など6カ所に装着することができ、よりアイドルごとの個性を主張することができるのだ。

どの衣装を身に着けるかで見た目だけでなくスコアも変わるため、ライブ前からあれこれと悩みそうだ。アクセサリはスコアに影響を与えないので、外見重視で選びたい

 続けて、サポートカードやSPアピールカードのスキャンを行なう。SPアピールカードは、リズムゲーム中にSPスイッチをオンにすると発動するSPアピールのためのもの。ゲーム中にこのSPアピールを使うとスコアを一気にアップさせることができる形だ。

 SPアピールカードはそれぞれ3つのスイッチに対応しており、これらのカードをもっていない場合でも3種類のカードがデフォルトで設定済みとなっている。これ以外のカードを入手していれば、スキャンすることで変更が可能だ。同じ画面で設定するサポートカードは、設定するとプレイ中に自動で当該スキルが発動するようになっている。

SPアピールカードはライブ中に任意のタイミングで発動でき、スコアを一気にアップさせることができる。スイッチが少し離れた場所にあるので、慣れるまでは手を伸ばすのは難しいかもしれない

 ここまで終わると、いよいよライブ(リズムゲーム)スタート。画面中央に現われ手前に向かってくるノーツが、判定ラインに来るタイミングで対応したボタン(鍵盤)を押していく。また、ノーツに上矢印や下矢印が重なっているものも出てくるが、これはタイミングに合わせて対応するスライダーを上または下に移動させよう。

デモ画面では、リズムゲーム部分の操作方法を解説してくれる。初プレイの時は、一度ジックリと見ておくのが良い

 それぞれのノーツをピッタリに押せればPERFECTやGREATといった判定が表示され、同時に画面端に表示されているFEVERゲージが上昇する。反対にMISSするとゲージが下がってしまうが、FEVERと書かれた虹色のノーツを叩ければ一気にアップ! FEVERゲージが溜まっているほど、任意のタイミングで発動できるSPアピールで一気に大量のスコアを稼ぐことが可能だ。

 なお、ゲージが0になってもゲームオーバーにはならず、必ず1曲プレイしきることができるので、その点に関しては安心してほしい。

画面の左右にあるのがFEVERゲージで、判定が良いほどにゲージが伸びていく。最低限に下がったとしてもいきなりゲームオーバーになるようなことはないが、ライブ成功となるよう気にかけておきたい

 ライブ終了後は、ライブ中に撮影した写真を3枚まで選び、表示される二次元バーコードを読み取ることで、スマートフォンなどの任意のデバイスに保存することができるようになっている。枚数が多いと選ぶのが大変だが、手塩にかけて育てたアイドルたちの写真とあれば、何度もプレイしてさまざまな表情のシーンを回収したくなるというものだろう。

選べるのは3枚まで。何もしなくても4枚は自動で撮影してくれるほか、プレーヤーが筐体のSCREEN SHOTボタンを押すことでも写真が撮れる

実際にiPhoneを用いて二次元バーコードにアクセスすると、このような感じで写真が表示される。これを保存すれば手元にデータが残る仕組みだ

クリエイトライブではカメラや演出を操作し自分だけのライブ空間に

 最初のライブ選択でクリエイトライブを選択した場合は、上記のリズムゲーム部分が大きく異なり、カメラや演出を自分で操作してプレーヤーだけのライブステージを楽しむ、というモードとして進んでいく。こちらのモードでは、アイドルの衣装などを選んだ後は演出選択となり、各ボタンに割り当てられている舞台装置を変更することが可能となる。

 それが終わるとライブ開始となる。クリエイトライブにはリズムゲームやスコアといった要素はなく、ボタンを押してエフェクトを表示させたり、タッチしてカメラアングルを変更するなど、自由にステージを楽しむことができるのだ。

鍵盤に割り当てられている舞台装置は、4種類×3バリエーション+固定の全体ライトで13種類。どれを選ぶかはプレーヤー次第だ

スライダーはスポットライトの強弱やカメラズームなど、鍵盤はライブ中のエフェクトを再生することができる。それらを駆使して、自分だけの特別なライブに仕立て上げよう

 ライブ終了後は、リズムライブと同じく撮影した写真から保存したいライブフォトを3枚まで選び、二次元バーコードを読み込むことでデバイスにセーブできる。センスの良いライブ演出で撮影した写真をSNSなどにシェアすることも可能な仕組みになっている。

リズムライブ以上に、撮影を自由に楽しむことができる。その人だけの独創的なライブ空間を産み出すことも可能なのだ

 今回はセカンドロケテストの先行体験会だったが、記事を読んで自分もプレイしたいと思った人は、namco池袋店では6月26日から30日まで、ラウンドワン横浜駅西口店では6月28日から7月1日までセカンドロケテストを行なっているほか、順次その他の店舗でも実施予定とのこと。上記2店舗については当日抽選券制となっており、その手順や追加ロケテストに関しての情報は公式サイトにて公開されていくので、少しでも早く遊んでみたいという人は、それらの場所を欠かさずチェックしておこう。

(C)窪岡俊之 THE IDOLM@STER& (C)Bandai Namco Entertainment Inc. (C)Bandai Namco Amusement Inc.