[画像] 佐々木希、三田寛子…我慢したのは“サレ妻”だけでない!太川陽介、立川志らく“シタ妻”を許した男の矜持

 7月8日からスタートするのが、主演の松本まりか(39)が“サレ妻”を演じるドラマプレミア23「夫の家庭を壊すまで」(テレビ東京系)。LINEマンガで人気を博した電子漫画「夫の家庭を壊すまで」が原作のドラマで、学生時代からの純愛を貫き結婚した夫の勇大と15年に渡り不倫関係にある女性に、松本演じる妻の如月みのりが復讐するというストーリーだ。

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 芸能界でもなにかとクローズアップされがちなサレ妻だが、女優の杏(38)は唐田えりか(26)との不倫発覚で元夫の東出昌大(36)と離婚を決断した一方、佐々木希(36)、仲間由紀恵(44)、三田寛子(58)などは、夫の不倫に見舞われても離婚を思いとどまっている。

 様々な理由から離婚を避けたサレ妻の存在が注目される中、見落とされがちなのが“オイタ”した妻を許してきた男たちの存在だという。
 
「かつて“今週、妻が浮気します”というネットの書き込みが話題になり、書籍化されていますが、芸能界でも古くは元モーニング娘。の矢口真里のクローゼット不倫や、最近では広末涼子と料理人の鳥羽周作氏のW不倫がセンセーショナルに報じられ、それぞれの元夫、中村昌也、キャンドル・ジュン氏と離婚しています。一方で、“シタ妻”の不倫を不問に付した太川陽介や立川志らくは特殊なケースだと言えます」(芸能ライター)

 おしどり夫婦と言われた太川陽介(65)と妻で女優の藤吉久美子(62)の場合、藤吉の不倫が発覚したのが、2017年12月。当時、東京に単身赴任中の在阪テレビ局敏腕プロデューサーの部屋で藤吉が密会する様子や、ホテルで一夜を明かす様子が週刊文春に報じられた。

 記者会見で「今回は、ウチのバカもんが軽率な行動をとってこんな騒ぎになって」と明るい表情で釈明した太川。藤吉から「疑われるような軽率な行動をとってすみません。そういうのじゃないから信じて下さい」と言われたという。だが、「誰が聞いたってクロでしょ」と本音を漏らしつつ、「彼女が言うので『よし分かった。信じる』と言った」「『これから大変だぞ。誰が聞いたってクロだと思うから、世間から厳しい目で見られる。だけど、僕が守るから。これで終わり』と言いました。我々の中ではそういう話になってます」と、藤吉の不倫疑惑を不問に付したことで、太川は男として株をあげた。

“妻の業”を肯定した志らく

「状況的に明らかにクロであるのを本人も認識しつつも、妙に明るく振る舞っていたのが逆に痛々しかったです。バス旅で再びブレークした太川はロケで自宅を不在にしていることが多く、モラハラ疑惑もあったことから、妻への同情の声もありました。今では太川のYouTubeチャンネルにすっぴんの藤吉が登場するなど、関係は円満な様子です」(スポーツ紙記者)

 もう一人が、落語家の立川志らく(60)。20年に志らくの17歳年下の妻と弟子の不倫疑惑が報じられると、当時出演していたTBS系の情報番組「グッとラック!」で、志らくはこう釈明している。
 
「それに関しては、私は妻の事を信じておりますので、このことで夫婦の絆が壊れることもございません。離婚することも1億%ございません」「私の妻、かけがえのない妻を世間の目から守る、命がけで守る、それだけです」

 太川と同様に、離婚はせず妻を守ると男らしく語っている。

「元女優の奥さんはもともとファンキーな人で知られていますが、志らくさんは2度目の結婚相手である奥さんのことが好きで仕方がなかったと言います。報じられたのが妻と弟子が志らく不在の自宅や車内で情事を繰り返していたというキツイもの。当初はさすがに激怒していたようですが、師匠の談志さんの名言『落語とは人間の業の肯定である』のごとく、ことを荒立てずに奥さんを許した。2人に共通するのは妻の不倫を乗り越え、その後、さらに活躍を続けているといったところでしょうか」(前出・芸能ライター)

 雨降って地固まるか。