[画像] 松本人志とは違うvsフライデーの渡邊センス 仕事も営業も吹き飛んだ!

 お笑いコンビ「クロスバー直撃」渡邊センス(40)が写真週刊誌「フライデー」発行元の講談社に1100万円の損害賠償など求めた裁判の第1回口頭弁論が25日、東京地裁(片山健裁判長)で開かれた。追跡取材で、渡邊がフライデーの記事により仕事が吹っ飛んだ苦境が浮かび上がった。

 渡邊はこの日、オリーブ色のスーツに身を包み、メガネをかけて出廷。講談社側からの出廷はなく、数分で閉廷した

 渡邊側は、1月のフライデーデジタルの記事などで名誉毀損されたとして損害賠償などを求めている。記事で渡邊は2018年10月、大阪で飲み会が行われる前、女性に「明日めっちゃVIPが来るから、女の子を用意できる?」などと求めたと伝えられた。VIPは「ダウンタウン」松本人志(60)を指す。渡邊側は記事を完全否定している。

 訴状では、記事によって渡邊のテレビ番組の収録予定が中止、収録済みの番組の放送が延期、中止になったと主張していることが判明。番組だけでなく、イベント出演も皆無になったとした。

 渡邊はこれまでTBS系「水曜日のダウンタウン」、フジテレビ系「さんまのお笑い向上委員会」などに出演してきたが、記事によって苦境に立たされたというのだ。
この点が松本とは異なる。

 松本は昨年12月の週刊文春の女性問題報道を受け、自らの意思で1月から活動休止した。渡邊は活動休止せず、仕事激減の憂き目に遭った。

 広告代理店関係者は「渡邊さんは6〜7月に劇場への出演を控えていますが、スポンサーありきのテレビ、ラジオの番組出演はめっきり減っています。係争中でもあるので、番組側からオファーされづらい状況になっています」と話す。

 今後は、審理の争点整理などを図る弁論準備手続きが8月26日、非公開のウェブ会議形式で行われる。