――連日ステージをやられてますが、毎回、何か変えている部分はありますか?
篠田:MCは毎回違うよね。前田:みんなで考えてるね。
篠田:お題もあって、MCはそのお題に沿ってもらうんですけど。あと公演内容で「小池」っていう曲をやってるんですけど、セリフがあるんですね。その言い方とかも毎回変えてるんですよ。
前田:もうアドリブだよね。
――AKB48のメンバーになるまで、秋葉原に来たことはありましたか?
前田:来たことないですね。AKB48のオーディションがあるちょっと前ぐらいに、秋葉原ってどんどんテレビとかに出てたじゃないですか。だから、テレビで観てはいたんですけど、行きたいとは思ってなかったですね(笑)。篠田:AKB48に入りたいと思って、募集してたので、そのために福岡から東京に出てきて、カフェで働いてました(笑)。
――秋葉原に通うようになって、第一印象と変わりました?
篠田:すっごく変わりました。最初、カフェをやっていた時に、チラシも配ってたんですよ、AKB48の。まだ劇場がオープンしてお客さんが全然、最前列の20人ぐらいしかいなくて、メンバーよりも少なかった頃、チラシとかチケットも配ってたくらいなんですけど。みんな目を合わせてくれなかったんですよ、近寄ってもサッて。だから「あぁ、東京の人って冷たいんだ」って(笑)。でも、公演をやっていると「活気のある街だなぁー」っていうのは、最近思うよね。前田:車とかで通ってる時とか、たまに歩行者天国になってるんだよね。すごく楽しそうなんですよ、見てると。行きたいんですけど、行けないんですよね。
――行ってみたい所はありますか?
前田:裏の方に行ってみたいです(笑)。何か色々ありそうじゃないですか、お店が。「何コレ!?」みたいな。不思議なモノとかを売っているお店とかがいっぱいありそうなので。――秋葉原の人というか、ステージを見に来るお客さんは、どんな人が多いですか?
前田:普通に会社員の人とか多いですね。仕事終わりに来たとか。――メンバーよりお客さんの方が少ない時代からずっと来られてる方もいるんですか?
前田:いますね。――今はもうチケットが完売する様になって、自分達の人気が出てきたという実感はありますか?
篠田:実感としてはないですけど、チケットの売れ行きが早いと、「スゴイのかな!?」と思ったり、「今日は400人並んでたんだよ」って言われると、「それスゴイよね!」って。前田:ホント嬉しいよね。
篠田:「あ、なんかAKBって知られてきたんだ」っていう、それぐらいですよね。
――街中を歩いてて、声を掛けられたりとかは?
篠田:渋谷を歩いていた時に「あっ、秋葉原48だ!」って言われたんですけど。AKBって言われないんですよね。前田:まだ秋葉原って言われちゃうんだよね(笑)。
――自分の中で、成長したと感じることはありますか?
前田:時間の無駄遣いがなくなった気がします。篠田:もうガラっと変わりましたけど、1年前と。福岡にいたし、自分をそんなに好きじゃなかったんですけど、今は自分を愛せるようになった。体調管理とかも自分じゃないですか、食べる物とか、喉とかも本当にすごく気を遣うし、体のためにもいい物を、みたいな。だから、色んな意味で。
前田:すごく健康に気を遣っているよね、健康グッズとか(笑)。
篠田:結構、みんな健康オタクだよね、ネットとかで調べて。
前田:色々使ってたりとか。新しいものが売ってたら、みんな使ってるんだよね(笑)。