【ソウル聯合ニュース】韓国政府が2025学年度の大学医学部の定員を2000人増やそうとするのは高等教育法などに違反しているなどとして、全国33の医学部の教授協議会が求めた執行停止の申し立てについて、ソウル行政裁判所は2日、これを却下した。

 協議会側は、政府の方針が大学入試選考計画を入学年度の1年10カ月前までに公表するよう規定した現行の高等教育法に違反しているため無効と主張してきた。

 医療界が政府の医学部増員方針に反発して行った申し立てに裁判所が判断を示したのはこれが初めて。