【AFP=時事】自動車のダカールラリー(Dakar Rally)で日本人初の総合優勝を果たした篠塚建次郎(Kenjiro Shinozuka)氏が18日、膵臓(すいぞう)がんのため死去した。75歳。地元メディアが伝えた。読売新聞や時事通信によると、長野県の病院で亡くなった。

 篠塚氏は1986年に当時のパリ・ダカールラリー(Paris-Dakar Rally)に初参戦を果たすと、1987年に総合3位、1988年に同2位に入り、1997年には日本人初の総合優勝を成し遂げた。

 1991年と1992年にはアイボリーコーストラリー(Ivory Coast Rally)でも優勝した。2003年のパリ・ダカールではクラッシュで重傷を負い、リタイアを余儀なくされたが、同ラリーには2007年まで参戦。その後はソーラーカーレースにも出場した。

【翻訳編集】AFPBB News

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