【AFP=時事】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)の元王者ジェンソン・バトン(Jenson Button、43)が、2024年シーズンのFIA世界耐久選手権(WEC)にフル参戦することが15日に発表された。ルマン24時間耐久レース(Le Mans 24 Hour Race)にも再び挑戦する。

 ウィリアムズ(Williams)でF1デビューを果たし、2009年シーズンに総合優勝を飾ったバトンは、WECハイパーカークラスの今季8レースで、ハーツ・チーム・JOTA(Hertz Team JOTA)のポルシェ963(Porsche 963)を駆る。

 耐久レースのデビューは、1999年のスパ・フランコルシャン24時間レース(24 Hours of Spa)。ルマン24時間には2度出場しており、2018-19シーズンにはSMPレーシング(SMP Racing)のマシンで43位を記録。2023年は、ドイツ人ドライバーのマイク・ロッケンフェラー(Mike Rockenfeller)と、米ストックカーレース「NASCAR」に参戦するジミー・ジョンソン(Jimmie Johnson)とチームを組み、ヘンドリック・モータースポーツ(Hendrick Motorsports)のマシンで39位に入った。

【翻訳編集】AFPBB News

■関連記事
元MotoGP王者ロッシ、24年WEC・LMGT3クラス参戦へ
50年ぶり復帰のフェラーリが優勝 トヨタV6ならず ルマン24時間
元F1王者バトン、ルマン24時間で体験する別次元のスピードに衝撃