レアル・ソシエダ久保建英は、ここまでラ・リーガ9試合に出場して5ゴール・2アシストをマーク。6度のMVP受賞と躍動を続けている。

 そんな22歳について評価したのが、元日本代表MFの中村俊輔氏だ。『WOWOW』でチャンピオンズリーグの解説を務めた際、同局の企画で何度か対談した後輩の現状につてこう語っている。

「調子がいいというよりも、確実にレベルが上がって成長している。貫禄さえ感じる」

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 日本代表の10番を背負った名手は、「レアル・ソシエダに来て、やることが整理されているので、プレーも整理されている。いまは余裕を持ちながらできているのが大きい」と見立て、こう言葉を続けている。

「守備の時間が少ないチームの分、得意なことをずっと続けることによって、プレーの正確性や質も上がり、幅も広がっている。たぶん久保君自身もうまくいっているなと実感しながらプレーしているのが目に見える」

 エスパニョールでは本領を発揮できず、スペインで成功する難しさを知っているからこそ、久保の華々しい活躍に感銘を受けているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部