モスバーガーを展開するモスフードサービスが、2023年9月13日発売の新商品「月見フォカッチャ」のCMを同日に公開し、ジャニーズ事務所所属のアイドルグループ「Snow Man」のラウールさん、渡辺翔太さんが出演していることで、インターネットで賛否の声が上がっている。

ラウールさんと渡辺さんは22年3月に「モス年間イメージキャラクター」に就任し、23年も引き続きイメージキャラクターを務めている。

「ジャニーズ事務所を擁護してるわけでないと思います」

CMでは、2人が「月見フォカッチャ」を食べながら「もちっ、パリッ、とろっ」という食感を伝えている。公式サイトでは、CMのメーキング映像と、お互いを「オノマトペ」で表現するとしたらという質問に「『てくてく』だね。ラウール今年は19歳から20歳になる、大人の階段を登ってるという『てくてく』」(渡辺さん)、「『もちもち』かもしれない。翔太くんの頬ってフォカッチャくらいもちっとしてる」(ラウールさん)などと語ったインタビュー動画も公開されている。

事務所は7日の会見で故ジャニー喜多川氏の性加害を認め、企業は相次いでジャニーズのタレントの起用を見直している。岡田准一さんや二宮和也さんらを起用しているアサヒグループホールディングスをはじめ、日本航空、東京海上日動などもジャニーズのタレント起用取りやめや見送りの方針だと報じられている。

モスフードサービスが引き続きジャニーズのタレントを起用することに、X(旧ツイッター)などでは

「ジャニーズ事務所が性加害を事実認定して、具体性のカケラもないあの記者会見を見た上で、この決定なの?モスバーガー、残念だな...」
「ずっととは思わないけど今はジャニーズタレントをみたくない モス食べる時に思い出して気持ち悪い CMはとりあえず今はジャニーズを出すべきではない」
「CM降板させられて一番ダメージを受けるのは何の罪も無い、ただ夢に向かって頑張っている若きタレント。モスバーガーもタレント自身に非はないとの判断であってジャニーズ事務所を擁護してるわけでないと思います」
「事務所があくまで悪かっただけで、タレント達は何も関係ないし、悪くない」

と、賛否両論が巻き起こっている。