50代で新築を購入、あえて小さな家にものを減らして変わったことも

ざっくり言うと

50代になると、年齢を重ねたり子どもの成長もあって、いつの間にか身動きがとりづらくなっていることはありませんか？　そんなときこそ、暮らしを整えて、すっきり「身軽」な自分を手に入れるチャンス。今回は、50代で新築を購入し、身軽な暮らしを実現しているKさんに話しをお聞きました。

家を建てるタイミングで、大胆にものを減らしたKさん。「少ないもので暮らすのが理想でしたが、買い物でストレスを発散することもあり、なかなか減らせなくて。でも、家を小さくして物理的に置けないようにしたら、家族も協力的になり、ものが増えなくなりました」

ものの量と比例して心のモヤモヤも減り、家族関係もさらに良好に。念願のワンちゃんとともに、身軽ライフを満喫しています。

ものが少ないと、片づけのストレスがほとんどないそう。

「キッチンもリビングも必要最小限のもので不便なく暮らせています。見た目もすっきり気持ちいい」

新婚時に入居した3LDKから、1年ほどで3DKの社宅に引っ越し。長男誕生でものが増えたものの、収納場所が多かったので苦労はなし。

二男誕生をきっかけに、社宅の2LDKのデザイナーズマンションへ。広めのリビングは小さな子どもを育てるのに好環境で満足。

子どもが増え、子育てグッズやオモチャも激増。デザイナーズマンションは収納が少なく、ひと部屋が物置状態になり、ものを減らすことに。

何度か転勤を繰り返し、4DKの社宅に。がんばってものを減らしたにもかかわらず、家が広くなるとまたものが増え始める。

50歳で注文住宅を新築。あえて90㎡の小さな家にしたことで、増えすぎたものをいさぎよく減らして理想の家づくりを実践。ものを増やさずに身軽に暮らせるように！

落ち着ける家を手に入れただけでなく、行動や考え方まで相乗効果がたくさんあったKさん。ものを減らした結果、気持ちも家も風通しがよくなりました。

ものを捨てるのが苦手な夫や子どもたちも、徐々に変化。「家具の処分を手伝ってくれたり、夫婦で犬の散歩をしながら喫茶店に寄ったり。家族間の協力や楽しむ時間が増えました」

心と空間の余裕ができたことで、念願の愛犬をお迎え。「犬が元気に駆け回れるようにと、ますますものをためなくなりました」

ほかにも、4月2日発売のESSE5月号では、身軽に暮らすための工夫を紹介しています。今年度は、ストレスフリーなすっきり暮らしをしてみませんか？

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