ボーンマス戦の終盤にバックステップからヘディングで決勝弾

 イングランド1部ブライトンの日本代表FW三笘薫は現地時間2月4日のプレミアリーグダイ22節の本拠地ボーンマス戦(1-0)に先発出場し、試合終了間際に難しい体勢から頭で決勝ゴールを決めた。

 三笘は試合後のインタビューで「ヘディングは得意ではない」と語ったが、これには現地メディアも衝撃を受けていたようだ。

 三笘は0-0で迎えた後半42分、左サイドのMFジェレミー・サルミエントのクロスに対し、バックステップを踏みながらのヘディングシュートをゴールへ流し込んだ。公式戦3試合連続となるゴールはそのまま決勝点となり、1-0での勝利を導いた。

 試合後に英衛星放送「スカイ・スポーツ」のフラッシュインタビューに応じた三笘は「自分でも驚いている。僕はヘディングが得意じゃないから」と語った。昨年11月、第15節ウォルバーハンプトン戦(3-2)で挙げたプレミアリーグ初ゴールも右クロスからヘディングで決めたものだったが、本人は苦手な形だと謙虚に振り返った。

 そんな三笘のコメントについて英地元メディア「Sussex Express」は「三笘薫がボーンマス戦の決勝点の後で驚きの告白をした」と見出しを打ち、「ブライトンのエース三笘はヘディングは自分のストロングポイントじゃないと認めた」と驚きをもって伝えていた。(FOOTBALL ZONE編集部)