[画像] イラストレーター田村セツコの展覧会が東京・弥生美術館で、童話挿絵やイラスト原画約200点展示

展覧会「田村セツコ展 85歳、少女を描き続ける永遠の少女」が、東京・弥生美術館にて、2023年3月26日(日)まで開催される。

田村セツコのおちゃめな世界

田村セツコは、1958年のデビューから65年を迎え、85歳になった2023年の今でも、“カワイイ”の体現者として活躍し続けるイラストレーターでありエッセイストだ。近年では、“すてきなおばあさん”としても注目を集めている。

イラスト原画200点やグッズ、立体作品など展示

展覧会「田村セツコ展 85歳、少女を描き続ける永遠の少女」では、これまでセツコが手掛けてきた作品のグッズや童話挿絵を集めた「少女の部屋」、エッセイ・近年のコラージュ作品を中心とした「おばあさんの部屋」の2つのコンセプトのもと、作品を展示。2室の展示を通して、進化し続ける永遠の少女・田村セツコの魅力を紹介する。

ロングセラー『おちゃめなふたご』など名作物語の挿絵

ヒット&ロングセラー『おちゃめなふたご』や『あしながおじさん』など、名作物語の挿絵を多数描いてきたセツコ。ロングセラー作品は、時が経つことで異なる媒体に同じ物語を描くこともあるため、本展は、デビュー初期から近年の作品が同時に並ぶ貴重な機会となっている。

また、会場では、カラーイラストはもちろん、モノクロイラストも展示。印刷では表現しきれない鉛筆の温かみにも注目だ。

自由でうららか&冒険好きな“おばあさん”にフォーカス

少女時代からおちゃめな心を持ち続け、日々のどんなことも冒険と捉え前向きに歩み続けたセツコ。そんなセツコが自ら展示をプロデュースする2階展示室「おばあさんの部屋」では、伸びやかで自由な発想に満ちたコラージュ作品や、日常の些細な物事を綴ったイラスト・エッセイを鑑賞することができる。

オリジナルグッズや限定ドリンクメニューも

なお、会場では展覧会限定のオリジナルグッズを販売するほか、併設カフェ「港や」にて限定ドリンクメニューも提供する。

【詳細】
展覧会「田村セツコ展 85歳、少女を描き続ける永遠の少女」
会期:2023年1月6日(金)〜3月26日(日)
会場:弥生美術館 1階〜2階
住所:東京都文京区弥生2-4-3
休館日:月曜日(1月9日(月・祝)は開館)、1月10日(火)
開館時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
料金:一般 1,000円、大高生 900円、中小生 500円
※竹久夢二美術館にて同時開催される「夢二が描いた 心ときめく花と暮らし」と2館合わせて鑑賞可能。
※会期・休館日・開催時間は変更になる場合あり。

【問い合わせ先】
弥生美術館
TEL:03-3812-0012


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