「楽天ガールズ」の人気メンバー、インフルエンサーの一面も

 台湾プロ野球(CPBL)・楽天モンキーズのチア「楽天ガールズ」の人気メンバー、林襄(リン・シャン)が、日本でも人気急上昇中だ。衝撃的な小顔とは対照的な大きな瞳で、愛敬たっぷりの童顔と抜群スタイルはまさに“台湾が生んだ天使”。インフルエンサーとしても活躍する圧倒的美女に、「楽天ガールズ」に加入したきっかけや“見て欲しい自分の姿”を聞いた。

 惜しくも台湾シリーズ制覇は逃したが、2022年の前期優勝を果たした楽天モンキーズ。その戦いを後押しする“勝利の女神”に、2021年に仲間入りした。

 楽天ガールズに応募したきっかけは「楽しい雰囲気が好きで、この仕事は私にぴったりだと思った」から。小学生の時、好きだった男の子が野球好きで、共通の話題が欲しくて野球を見るようになったという。「小学6年生だったので、ただ単に片思いをしていただけです」と、甘酸っぱい思い出も。かわいらしいエピソードが、野球とつながる“原点”にある。

「楽天ガールズ」になる前は舞台に立つ機会はなく、加入直後はダンスが苦手だった。だが、シーズンオフに自主練習に励み「2年目には、ダンスの先生に驚かれるまでに成長しました」と胸を張る努力家。今はダンスを楽しんでおり「快樂小襄」(Happy 林襄)というニックネームも誕生したそうだ。

日本でも写真集発売…注目は「盆栽をもって土を食べているようなシーン」

 インスタグラムのフォロワーは実に140万人超。美スタイルが際立つショットは、むしろ女性ファンからの支持が強い。ジュースを控え、ジムに通うなどスタイル維持のための努力を欠かさないが、一番意識していることは、意外にも「前髪」だという。

「前髪が自分の中ではとても大切です。前髪の巻き具合、ヘアスタイルに関してはとても気を使っています。雨の日に髪が濡れでしまったときは諦めていますが、台湾は湿気も多いので、髪にスプレーをかけて崩れないようにしています」

 昨年には、日本でも写真集を発売。見てほしいのは「盆栽をもって土を食べているようなシーン」だという。

「中国語に『吃土』という言葉があります。『お金がないから土を食べなきゃ』という意味で使われます。私はユニークでいたずら好きな、子どもみたいな性格です。なので、少しユーモアのある感じも出してみました」

 コロナ禍の影響で実現していないが、日本など台湾国外でのイベントも行いたいという願望も。「日本にいる襄民(林襄のファン敬称)にも会いたいです」と、日本のファンと触れ合える日を楽しみにしている。(篠崎有理枝 / Yurie Shinozaki)