9月19日に放送されたNHK連続テレビ小説ちむどんどん』第116回の世帯平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は17.6%で、同番組の最高を記録したことがわかった。

 前週でヒロイン・暢子(黒島結菜)と夫・和彦(宮沢氷魚)との間に、長男が誕生。第116回では、ときが一気に進んで4年後の1984年に。暢子が東京で開いた沖縄料理店は順調に営業を続け、兄・賢秀(竜星涼)の養豚の仕事も順調。暢子の実家・比嘉家の借金も、賢秀の仕送りで全額、返済されたことなどが描かれた。

 これまで紆余曲折あった『ちむどんどん』も、10月1日の最終回まで残りわずか。ここへきて、ラストに話がどうまとまるかが見えてきた。

「9月19日からの週は、暢子の妹・歌子(上白石萌歌)と智(前田公輝)の関係がメインテーマ。暢子の家族はやんばるの実家に帰省し、そこであらためて故郷の素晴らしさを確認します。9月20日放送回では、暢子も和彦も沖縄への移住を口にしています。視聴者の方も前からうすうす、勘づいていたとは思いますが、最後は暢子一家が沖縄へ引っ越すことが、これで確定したとみていいでしょう」(テレビウオッチャー)

 SNSでも

《最終回が近づいて、何故か急に沖縄色を押し出してきたなぁ。暢子、「沖縄で店をやるさー」なんて言い出すんじゃないのか?東京の店を投げ出して》

《暢子はヤンバルに帰って地場の豚肉や野菜を使った沖縄料理の食堂を始める。和彦はヤンバルに移住して沖縄の歴史を調べてそれを一冊の本にまとめる。最後は想い出の海辺で、いきなり老人になった暢子と和彦が「まだまだちむどんどん するさぁ?」と叫んで終わる…と予想ww》

と予想する人が多い。同時に、ここへきてあらためて疑問が出てきたという声も多数。

《暢子、そもそも東京まで行った意味がまったくわからない。そんなに沖縄の畑が好きなら、那覇の料理学校にでも行って、やんばるの野菜使った料理でお店だして、ずっとそこに住めばよかったよね。そんな内容なら、2時間ドラマで十分》

《畑にいると楽しい? イタリア料理のシェフになるって言ってたのにw そして自分のお店を始めたのにまた方向転換するん?》

 また一方では、こんな心配も。

《ちむどんどんロスになりそう もうまともな朝ドラでは満足出来ない》

 なんだかんだ言いながら楽しんでいた人も多そうだ。