ウエスタンデジタルは、IT/データセンター向けHDD「WD Gold」、NAS向けHDD「WD Red Pro」、スマートビデオ/監視システム向けHDD「WD Purple Pro」において、それぞれ容量22TBモデルの出荷を開始した。

WD Gold

WD Red Pro

WD Purple Pro

3製品に共通するのは、OptiNANDテクノロジー、エネルギーアシストPMR、トリプルステージアクチュエータ、HelioSealなどの技術を盛り込んでいること。これは業界初の試みとしており、1プラッタあたり2.2TBの面記録密度を持つ22TBのHDDを実現した。

○WD Gold

データセンターストレージシステム向けのHDD。ラインナップに22TBを加え、1TBから全部で12製品となった。22TBモデルのキャッシュサイズは512MB、回転数は7,200rpm、インタフェースはSATA。

○WD Red Pro

NAS向けのHDD。2TB〜22TBの11製品となった。22TBモデルのキャッシュサイズは512MB、回転数は7,200rpm、インタフェースはSATA。

○WD Purple Pro

ビデオ分析サーバー、AI、ディープラーニングシステムに適したエンタープライズクラスのHDD。最大64台のシングルストリームHDカメラや、複数のストリームを送信するスマートカメラを処理できるように最適化されている。8TB〜22TBの6製品をラインナップ。22TBモデルのキャッシュサイズは512MB、回転数は7,200rpm、インタフェースはSATA。