コッツェイ監督は大学時代に外野手兼クローザーで活躍

 アスレチックスのマーク・コッツェイ監督が21日(日本時間22日)に敵地で行われたエンゼルス戦前に大谷翔平投手について言及。自身もアマ時代に投打二刀流で活躍していたことから「彼のように大きく、強く、運動能力が高かったら良かった」と語った。

 今季就任した46歳のコッツェイ監督はカリフォルニア州立大フラトン校から1996年ドラフト1巡目(全体9位)でマーリンズに入団。主に外野手としてメジャー通算1914試合出場、1784安打、127本塁打をマークした。大学ではクローザーも兼ねていた。

「プロでも二刀流と考えていたか」との問いに「残念ながら、(二刀流)挑戦をいとわない球団があまりなかった。私をドラフトで指名したマーリンズは、打撃を求めていて外野手として起用したいという思いを明確に伝えてきた。(できていたら)楽しかっただろうけど」と振り返る。

 さらに、メジャーで二刀流で活躍する大谷については「例外だよ。私も彼のように大きく、強く、運動能力が高かったらよかったのに。そうしたら(二刀流の)チャンスがあったかもね」と述べた。メジャーの舞台で投打に活躍する大谷に羨望の眼差しを向けた。(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)