米Sonosが来月にも独自の音声アシスタント「Sonos Voice」をリリースするとの情報を、海外テックメディアのThe Vergeが伝えています。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/8/7/87099_1587_7c2de65603f7367edba648e3207a777d.jpg)
音声アシスタントはAI(人工知能)などを活用して、スケジュールや天気、ニュース、家電製品のコントロールなどの機能を提供します。これまでSonosのスピーカーでは、米アマゾンの「Alexa」やグーグルの「Google アシスタント」といった音声アシスタントを利用することができました。
The Vergeによれば、Sonosは6月1日にもソフトウェア・アップデートの一環として、アメリカにてSonos Voiceをリリースする予定とのこと。さらに他国でも、遅れてSonos Voiceが提供される模様です。対応モデルとしては、「S2プラットフォーム」をサポートするスマートスピーカーやサウンドバーがあげられています。
Sonos Voiceの音楽再生機能としては、Apple Music、Amazon Music、Pandora、Deezer、Sonos Radioのサポートが伝えられています。一方で、SpotifyやYouTube Musicに対応しない点は注意が必要でしょう。またユーザーのプライバシー保護として、音声コマンドはデバイス上で処理され、クラウドでは処理や記録はされないともされています。
Sonosが独自の音声アシスタントに進出する理由としては、同社がグーグルと特許訴訟を抱えていることもありそうです。この分野には遅れて進出することになるSonosが、どれだけ独自性を打ち出すことができるのかに注目です。
Source: The Verge via Engadget
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