先日、筆者は26年以上継続利用していたドコモからahamoに乗り換えた。
晴れて20GBという容量を手に入れ、Wi-Fiのない外出先でも気兼ねなく趣味のビリヤードや手話の動画を見放題の快適な生活を送っている。

しかしある朝、いつものように充電しようとすると、充電ができない。
あれ? と思って何度か抜き差ししたがダメ。
ここで一旦冷静になり、何をやるべきかを考えた。

・元の電源(コンセント)が抜けていないか
・別のケーブルで充電できるか
・なにか不都合が起こったら必ず試してみる再起動
・コネクター付近を綿棒で掃除
・カバーが干渉していないか、カバーを外してみる

これらのことをすべてやってもうまくいかない。本体はPixel 3 XL。
筆者はつい1週間ぐらい前に、ドコモからahamoにしたばかり。
ドコモからahamoへの乗り換えは「プラン変更」という位置づけではある。
またahamoに変更したら店頭でのサポートは受けられなくなる。
このことは理解していた。だからその分、ahamoは料金を格安にできるのだ。
さらにいうと、ahamoに変更した際、月額料金をもっと下げようと、「ケータイ補償サービス」も解約していた。

充電できないので、どんどん残量が減っていく。
そしてさらに言うと、その日は外出の予定があった。
自宅ワークだけなら、パソコンのLINEを使うなど急場をしのぐ方法があるが、外出となると、どうしてもスマートフォンを使わざるを得ない。

仕方がないので、ひとまず予備のiPhoneを充電して外出の用意をした。
外出先での調べ物などはiPhoneを使い、どうしてもLINEで連絡する際だけahamo回線の端末を使おうという考えだ。

ただこの方法は一時しのぎなので、根本的な解決にはなっていない。
とにかく今日をしのいで、当日の用事が終わったらすぐに解決策を考えようと思っていた。

うらめしく端末を見つめながら、ダメ元でコネクターのあたりをフーフーしてみた。
綿棒で掃除はしてみたものの、綿棒は中までは入らないため、風でほこりを取り除けばどうかと思ったからだ。

するとなんと、これで充電できるようになった。
散々焦ったあげく、原因は充電端子の接触不良だったというわけだ。

こうして実際には、外出するまでに充電不可のトラブルは、無事に解決し、ホッと胸をなで下ろした。

しかし今後もこういうことが起こらないとも限らない。
トラブルは忘れたころにやってくる、今後トラブルが発生する可能性も否定できない。
そこで外出後、家に帰ってからahamoのサポート体制について調べてみた。

まず、ahamoは店頭でのサポートはしていない。
今後ahamoに変更する予定がある人は、このことを理解した上で変更するかしないかを考えてほしい。

ahamoは店頭でのサポートをしていないが、その分Web上には手厚いサポートが記載されている。




ahamoの手続きは自力でするのが原則だが、どうしても自力でできない人のために、有料で店頭サポートする仕組みも用意されている。
1)ahamo WEBお申し込みサポート
2)ahamo WEBお手続きサポート

1) は、
新規の契約や他社からの乗り換え、ドコモからのプラン変更などの申し込みをサポートするものだ。

2) は、
契約後の各種手続きをサポートするもの。

いずれのサポートも料金は3,300円となっている。

またahamoのWebサポートでは、
・よくあるお問い合わせ
・チャットボット
・おたすけロボット
これらが用意されている。

チャットボットとおたすけロボットはほとんど同じ機能だが、おたすけロボットのUIの方がわかりやすいと感じた。
チャットボットやおたすけロボットで解決しない場合は、オペレーターが対応してくれる有人チャットも用意されている(受付時間は、9:00〜20:00)。

また、ドコモ製の診断アプリ「スマホ診断 online」もある。
こちらは、端末に不具合があると思われるとき利用するもので、診断したい症状を選んで進んでいく。




もし端末の修理が必要と診断された場合は、Webから修理申し込みをする。




端末の修理を依頼すると、
1.先に修理期間中に利用できる代替機が送られてくる
2.その後、故障した端末を発送する
こうした手順になる。
ちなみに、内蔵バッテリー交換を例に取ると、
携帯補償サービス加入の場合は3,300円、
未加入の場合は1万120円(機種により若干異なる可能性がある)。

「スマートフォンが使えない」という期間が長く続くことは、筆者にとっては、QOL(生活の質)が半分ぐらいになってしまうのと同じぐらい不便で苦痛なことだ。

今回、充電端子の接触不良が原因で充電できないトラブルが発生したことで、
ahamoサポートの実情や対処方法、トラブル解決方法を調べることになった。

このことでトラブル時に、どう対処、どう行動すれば良いかを知ることができたことは、筆者にとってとてもラッキーだった。




執筆 内藤由美