具体的な車種名は伏せられたまま

 2021年12月14日にトヨタが開催した「バッテリーEV戦略に関する説明会」では、同社が開発・発売を計画しているさまざまなEV(電気自動車)が披露されました。

レクサスの新型EVハッチバック?

 そのなかで高級ブランドのレクサスは、2030年までに全カテゴリーでバッテリーEVのフルラインナップを実現し、欧州、北米、中国でバッテリーEV100%、グローバルで100万台の販売を目指すと宣言。

【画像】いまでもアリなレクサス「CT」を見る!(32枚)

 さらに、2035年にはグローバルでバッテリーEV100%を目指すことを明らかにしました。

 この日に公開されたティザー画像には、説明会で触れたスポーツカーをはじめ、セダンやSUVタイプのEVも並んでいますが、その中でハッチバックタイプもあります。

 ノングノーズで5ドアのスタイルをしていますが、このクルマは「Lexus Electrified Vehicle」と紹介されているだけで、具体的な車種名は明かされていません。

 レクサスのハッチバックといえば、「CT」が挙げられます。

 CTは2011年1月に登場。ラインナップは「CT200h」のみが設定されました。

 レクサスのなかではボディが全長4355mm×全幅1765mm×全高1450-1460mmで小さく、エントリーモデルとしての側面もあります。

 2011年にデビューし、2014年と2017年にそれぞれマイナーチェンジがあったものの、いまだフルモデルチェンジはされていません。

 SNSでは今回公開されたティザー画像に対して、「CTらしきハッチバックがあって安心」「レクサスのラインナップにしれっと新型CTいない?」など“CTの後継EVモデル”を歓迎するとみられる声も上がっています。

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 ティザー画像には、このハッチバックモデルをはじめ、ステーションワゴンや4シーターオープンカーなども並んでいます。

 レクサスが今後、さまざまなタイプのBEVを展開していくことは間違いなさそうです。