前回からの続き。2年くらい前の出来事です。3人目の出産目前、夫の不倫が発覚。その結果、夫のことが生理的に無理になってしまい、ずっとセックスレスの状態です。友人に相談すると、経済状況や子どもたちのことを言い訳にせず「私自身がどうしたいのか」を大事に。とアドバイスをもらいました。それをきっかけにもう一度夫との「これから」を考えることに。

私「あなたの不倫が発覚したときに再構築を受け入れたカタチになってしまったけど、あれは3人目出産を目前にしていて、あの時点で離婚というのは現実的に無理だったからなの。私は精神的にも体力的にも参っていたし、動きようがなかった。他に選択肢はなかった。結局うやむやのまま、今みたいな生活になってしまった」

夫「うん……」

私「でもホントは……ホントは……離婚したかったの」



夫は離婚を受け入れてくれました。そして「離婚の原因を作ったのは俺だから、俺が出ていくよ」と会社の独身寮に引っ越していきました。また養育費の代わりとして、家のローンを負担してくれています。

休日に子どもたちと元夫だけでお出かけにいくこともあります。平日の夕方どうしても私の仕事の都合が悪いときは、保育園のお迎えにも協力してくれます。

離婚が決まったとき子どもたちはパパと離れるのを泣いて嫌がりましたが、会おうと思えばいつでも会えることがわかって少し安心したようです。



「失ったものは大きいし、子どもたちにも迷惑をかけた。でもこれは、私が私のために決めたこと。前を向いて頑張るしかない!」そう思うと自然と笑顔になります。

子どもたちと笑顔で暮らしたい、仕事も頑張りたい。きっと、この選択は間違えていない、ううん、絶対に“間違い”にしない! 私はそう信じています。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・千永美 作画・べるこ 編集・秋澄乃