高速スクロールが可能なフリースピンへの自動切り替え機能を搭載し、ホイールの操作性が大幅に向上したのが「MX Revolution」。

このマウスが発売されたのが、2006年の今日です。

表計算ソフトのデータやWebページの閲覧ではスクロールを多用しますが、この時活躍してくれるのがホイール。ただし、長いものになると何度もホイールを回さなくてはならず、これが意外とストレスになります。

この問題を解決するため、MX Revolutionではフリースピンを導入。これはホイールが慣性で回り続けるというもので、これにより高速スクロールが実現可能となりました。

しかも、このフリースピンへの切り替えはSmartShiftによって自動。つまり、ゆっくり回せばカリカリといったクリック感のある通常のスクロール、勢いよく回せばフリースピンで高速スクロールになるという、非常に便利なものでした。

ただし、後続モデルではSmartShiftは採用されず、スイッチによる手動切り替えばかりとなってしまったため、この機能に魅せられた人たちが予備機と称して何台も確保した……という話があるくらいです。

しかし、2015年になって登場した「MX Master」で、SmartShiftが突如復活。MX Revolutionのファンたちが、身を乗り出すようにして注目したというのも納得できますね。

今では多くのモデルでSmartShiftが搭載されています。すでに手放せない機能となっている、という人も多いのではないでしょうか。

9月15日のおもなできごと

2006年、ロジクールが「MX Revolution」を発売
2012年、ソニーがAndoridタブレット「Xperia Tablet S」を発売
2015年、アマゾンが「Amazonパントリー」を開始
2016年、ヨドバシカメラが「ヨドバシエクストリーム」を開始
2017年、リコーが4K対応の「RICOH THETA V」を発売
2017年、エースが「マックスパス スマート」を発売
2017年、ロジクールが「CRAFT KX1000s」を発売
2020年、タニタが懐中時計型歩数計「FB-743」を発売