中国のポータルサイト・網易に6日、「日本での生活で、日本人と中国人を見分ける方法」について紹介する記事が掲載された。
 
 記事はまず、腕にある予防接種の痕に注目。中国人の腕には牛痘の予防接種痕があるのに対し、日本人にはそのような痕は見られないとした。そして、日本では9本の細い針がついた特殊な注射器によるBCG予防接種が行われており、人によってはこの痕がついていることを伝えた。
 
 次に、日本人には歯並びの悪い人が多いと説明。歯科矯正は安価ではないためそのままの歯並びで過ごす人が少なくないほか、犬歯が他の歯よりも前に出る八重歯を持つ若い女性がかわいらしいと認識される傾向にあるのだと紹介している。
 
 また、日本の女性はどんな時でもメイクを欠かさず、ごみ捨て程度で外出する際にも簡単に化粧をするとした。そして、化粧をする習慣は年を重ねても変わらず、白髪の高齢女性がしっかり化粧をし、洒落た格好で歩く様子をよく見かけると伝え、この点が中国の高齢女性とは異なると解説した。
 
 さらに、伝統的に畳の上で生活してきた日本の女性は内股になるケースが多く、歩く様子を見て足が内側に入っていればかなりの確率で日本人であること、雨の日に日本人は傘を差すことがほとんどで、電車に乗ったり人混みを通ったりする際に他人に迷惑がかかるという理由でレインコートを着る人が少ないことを紹介している。
 
 このほか、持ち歩くかばんに注目することでも日本人と中国人の見分けがつくと指摘。中国人は季節を問わず温かい飲み物を好み、常に飲み物を自分で用意して行動するため、「リュックに携帯用マグやボトルが挟まっていたら、8割がた中国人だ」と伝えた。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)