[画像] 〜絵になる暮らし〜のんびり過ごせる京都・美山 一棟貸しの宿と家

6月19日(土)MBSテレビで放送された『住人十色』では、茅葺きの里として知られる京都・美山町にある一棟貸しの宿と住人(アルジ)の家を福島暢啓アナウンサーが訪問。スペインから美山に移り住み、古民家をリノベーションした住人のセンス溢れる空間使いとインテリアの数々を紹介した。

 
舞台は、茅葺きの里として知られる京都府南丹市美山町。住人(アルジ)夫婦はともにプロの写真家で、妻はスペイン出身。1年半前に15年暮らしたスペインのバルセロナから美山に移住した。現在暮らすのは、築110年の古民家。400坪の敷地には集落で一番大きいといわれる母屋のほか、離れや蔵まである。

住人は離れを住居に、母屋を一棟貸しの宿「カーサ美山」として運営。家の改修は、できるところは自分たちでDIYした。

 離れの住居スペースは

 外観の古民家のイメージとは全く違い、おしゃれで木の温もりに包まれた空間。細かく仕切られていた部屋はひとつながりにして、妻の趣味で日本の民芸品が多数飾られている。

家具はほとんどがスペインから持ってきたもの。キッチンで目を引く壁のタイルは、日本で購入したスペインのタイルを貼り付けたという。
 
 そんな離れの外には夫婦でDIYしたウッドデッキのテラスがある。ちょっとデコボコしているが、テラスから見える美山の景色が特にお気に入りなのだとか。


 屋根裏の物置スペースだった2階は仕事場にリフォーム。このスペースにも妻の好みで数々のカラフルな民芸品が並べられ、なんとこいのぼりをランプシェードとして使っている。

 続いては一棟貸しの母屋へ
土間を通り抜けるとダイニングキッチンが


宿泊客が自由に使えるキッチンは全面リフォームして壁や床にスペインのタイルを貼り、夫婦が長年愛用してきた食器棚などの家具を組み込んだ。



宿の食事は持ち込みもOKだが、バーベキューや美山のジビエ料理も売りなのだそう。

絵になる日本庭園

客間からは、立派な庭も眺められる。
妻は、この眺めが購入の決め手だったという。

そんな庭園の眺めをいかしたのは...

 一度に2〜3人入れる広い風呂。内装はなんとヒノキで、浴槽にはヒバを使用。庭を眺めながら入浴ができる。


 夫婦の理想を叶えた一棟貸しの宿。夫には、「おじいちゃんやおばあちゃん、大切な人と大切な時間を過ごせる場所(宿)になれれば」という。スペインから移住した夫婦が愛した日本の魅力をふんだんに取り入れた宿と住まい。そこには、和洋折衷の絵になる暮らしと、ゆったりとした時間が流れています。
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『住人十色 』〜家の数だけある、家族のカタチ〜は、MBSテレビで毎週土曜日 午後5時〜5時30分放送中!

MC:松尾貴史・三船美佳
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