見た目は愛くるしいテディベア、でも中身は下品な中年オヤジという斬新なキャラクター設定で大ヒットしたR指定コメディー映画『テッド』が、米NBCユニバーサルのストリーミングサービス「Peacock(ピーコック)」でドラマシリーズ化されることになった。Deadlineなどが報じた。

 『テッド』(2012)で描かれたのは、テディベアのテッドと自立し切れない中年男ジョン(マーク・ウォールバーグ)のコンビが巻き起こす騒動だったが、ドラマシリーズ版はその前日譚となる見込みで、現状マークやミラ・クニスらおなじみのキャストの出演は予定されていない。監督・製作・脚本・声の出演(テッド役)を担ったセス・マクファーレンが製作総指揮を務め、テッド役再演についても現在交渉が行われている。

 映画版は2015年に続編『テッド2』も公開され、世界興行収入は2作合わせて7億6,000万ドル(約836億円)以上を上げている。(数字は Box Office Mojo調べ、1ドル110円計算)(編集部・市川遥)